台風による水質の急変からメダカたちを守る方法 1

大型で強い台風10号が日本に接近してきている。

13日正午現在、種子島の南東約500キロにあり、時速20キロで北西に進んでいる。中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルとなっている。

この台風は14日から15日にかけて暴風域を伴い、強い勢力で西日本に接近し、上陸するおそれがあると予報されている。

台風によって飼育容器に雨水が入るのを防ぐことは大切であるが、ここでは、台風一過後、フェーン現象などによって気温が急上昇することで起こる急激な水変わりを未然に防ぐことが何よりも大切である。

熱帯の海上で発生した台風は、西に流されながら北上することが多い。その後、偏西風の影響により進路を変更すると、やがて日本の上空や日本の付近などを通過。そのとき台風は南から暑い空気を運んでくる。この空気の影響が及ぶ地域は、気温が急上昇し、真夏日や猛暑日になることがある。

また、フェーン現象の発生により、気温が上昇する場合もある。フェーン現象とは、湿った空気が山を越えた際、熱風となる現象のこと。南からの暑い空気が山を越えて熱風となり、吹き下りるためさらに気温は上昇するとされている。台風通過後などで南風が強まっているとき、北陸や東北日本海側などで軒並み気温が高くなるのはこうした条件が重なっているためである。台風の進路の東側(地図上の右側)では、台風が上陸前で離れていても空中の空気が動き、蒸し暑い状態が続くと、同じような状態になることも少なくない。

雨水がメダカの飼育容器に入るだけで水質変化が起こっているのだが、それがグリーンウォーターであった場合、グリーンウォーターを作っている植物プランクトンが水温の高低差や水質変化の影響で一気に死滅することが頻繁に起こるのである。

明日の朝から西日本では雨が降る所が多いのだが、今日は、これから、出来るだけ水換えをして、台風一過の後に起こりやすい気温の上昇から来る水質の急変を未然に防ぐようにしていただきたい。

グリーンウォーターの危険性については、このブログで書いてきているが、本当にグリーンウォーターによって全滅などのアクシデントが起こりやすいのは、台風後である。

https://piscesbook.com/archives/13575

https://piscesbook.com/archives/13605

雨水を入れないように飼育容器にフタをするのも、水面の風通しが良くなるようにしてフタをするようにしたい。容器に直接フタをすると、エアーレーションをしていない容器の場合、飼育水中に酸素が溶け込まないままフタをして蒸してしまうことになるので、メダカたちの生存は相当、厳しくなる。多くは死亡してしまうだろう。

自分は今朝から水換えを始めたが、グリーンウォーターになっていない飼育容器でも水底に溜まっている排泄物を積極的に排水して、新水を入れる。大体、少なくても全水量の2/3は水換えした。薄いグリーンウォーターになっていた容器はメダカを取り出して別容器に入れておき、全水量を交換!この時期には食塩を0.5%濃度になるように使うこともある。針仔の容器もなるべく2/3以上の水量を水換えしておいた。汗びっしょりになる気温と湿度であるが、この作業を怠れば…大切なメダカを殺してしまうことにつながるので、やるだけである。

メダカを飼育していると色々な品種を飼育したくなるものだが、自分が管理できる範囲での飼育容器数にしておくことも大切である。この水質の変化に関しては、メダカの泳ぎをしっかりと見ることが大切である。全ての個体が水面付近で気持ちフラつくように泳いでいたりする黄色信号を見落とさないことである。グリーンウォーターについてを強調しているように思われるかもしれないが、これは飼育水が透明で水底が見えている状態でも同様である。台風が来ることで、気圧の変化が起こり、メダカのエラからの排泄が通常に気圧時とは変わってしまうからである。

多くの飼育容器があったとしても、手を入れるのはどうしても大事にしている品種が入っている飼育容器から…になりがちである。「すべての飼育容器をやろうと思えば2日以内で管理できる」飼育容器数が理想である。

出来るだけ、雨の前、雨の最中でもメダカの飼育水を水換えして、綺麗な水で台風が過ぎ去るのを待つようにしていただきたい。

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