多肉植物 エケベリア
多肉植物の中でも特に人気の高いグループである。
中央アメリカやメキシコなどに広く分布するため、多くの種類が知られているが、栽培下での交配も盛んに行われ、新たな園芸品種が次々と紹介されているのも人気の一因である。
パイプのような葉をしたエケベリア トップシーツルビー
細かな毛が密生するエケベリア 白兎耳
基本的には丈夫で栽培も容易。気温の安定する春や秋の時期に生育する。日照不足は大敵なので、十分に陽の光に当てることが大切である。水やりは控えめの方が締まった株を作ることができる。与え過ぎると徒長したり、ひどくすると根腐れを起こしてしまうこともあるので、常に用土が湿っているような状態は避ける。
耐寒性の強い種は冬でも屋外での育生が可能。
屋外で無造作に植えられていたエケベリア七福神。真冬でもこのまま元気であった。
基本的な姿は、肉厚な葉が規則的にロゼットを形成するものだが、葉の色合いや形状もバリエーションに富んでおり、コレクション性の高いグループでもある。
赤黒い色合いをしたエケベリア アフィニス
やや幅広で明るい黄緑をしたエケベリア レモンツイスト
緑と黒という組み合わせのエケベリア 黒助
とにかく種類が多く、集めだすとキリがないのが悩ましい。ただ、次々と新たな品種が紹介される反面、以前はよく見た種が見かけなくなっていることもある。
ピーシーズでは、観賞魚、水生生物だけではなく、多肉植物の本も出版している。
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