ゴーストザリガニ 複数飼育
ゴーストザリガニを集中的に飼育しているが、やはり最大の魅力はそのカラーバリエーションだろう。
紅白や赤白青が組み合わさった色合いで、色の入り方は2匹として同じのがいないと言えるぐらいである。
同じ赤でも濃淡の違いがあったりもして、ついつい個体を増やしてしまうコレクション性の高いものだ。
ただし、このような状況は撮影のために集めたからで、基本的には個別飼育がよい。
複数飼育していると、脱皮した個体が襲われてしまう。特に幼体では危ない。
ある程度大きくなった個体は脱皮のペースも長くかかるので、ある程度の広さで、隠れ場所を増やしたり、アナカリスを多めにすることで複数飼育をしてみた。
それぞれが岩陰などにいるが、餌を入れるとぞろぞろと動き出した。
単独よりも見栄えはいいものではある。
ただ、個体同士の距離が詰まると、小競り合いが即始まる。
ハサミを振り上げて掴みかかるが、激しく争う前に大抵はどちらかが引いていく。
そんなさまざまな動きを観察できるのも楽しく、複数飼育ならではと言える。
現在まで脱皮する個体が出ていないので無事に済んでいるが、しっかり観察しておき、餌を食べなくなったなどその兆候が見えたら、分けるなどして対処したい。