ヒレ長メダカ

2012年頃から流通するようになったヒレの伸張した品種。
楊貴妃のヒレ長

紹介された当初は、出回る数は非常に少なく、わずかな種親から採られた卵で販売されているような状況であった。それもまだこの姿の固定率としては低く、二割程度しか見た目のヒレの長い個体が得られないこともあったが、累代飼育が進んだことで、最近では出現率も大幅にアップし、様々な品種でヒレ長タイプが作出されるようになっている。
ラメ幹之のヒレ長

ヒレ長のタイプとしては、大きくふたつに分けられる。ヒレ全体が伸びる松井ヒレ長・天女の舞と呼ばれるタイプと、風雅・スワローと呼ばれるタイプである。スワロータイプはヒレの軟条が伸びるもので、個体ごとに様々な表現を見せる。熱帯魚のグッピーの品種としてスワローは古くから知られており、その表現と同様なことからメダカでも呼ばれるようになった。ヒレを伸長させる優性を示す遺伝子と、同型接合状態の劣性遺伝子が組み合わさることで、こうした独特なヒレの表現が形作られている。
ヒレの形状の表現は様々



好みの姿を追い求めるのも楽しい

グッピーでは、オスのしりビレが交接器となっているが、スワローの表現では繁殖能力がほとんどなくなってしまうことが知られているが、体外受精をするメダカでは繁殖に関しては心配ない。むしろヒレが伸張することで、普通のヒレならば簡単に見分けられる雌雄がヒレ長ではわかりにくくなることがある。
上見でのヒレ長幹之

各ヒレの伸張した優美な姿が特徴。上見でも楽しめるが、どちらかと言えば水槽飼育での横見の方がその特徴をより楽しめる品種である。水質が悪くなるとヒレ先が充血したり溶けたりしてしまうが、基本的には普通のメダカ同様に飼育が楽しめる。

ヒレ長メダカ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 西山 より:

    こんにちは。
    ヒレ長のピンクのメダカに一目惚れしました。
    卵の販売はされてないのでしょうか?
    3枚中1.2枚のメダカが欲しいです

    1. 株式会社ピーシーズ より:

      当社は出版社で、書籍以外の販売はしておりません。

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