1st. All Japan Medaka Championshipを開催する意味

今秋、2023年11月4,5日、岡山県にて『第一回全日本改良メダカ選手権』を行うことにいたしました。

昨年まで兵庫県三木市で行われていた『わかばめだかとゆかいな仲間たち』のイベント会場の『メッセみき』が、三木市農業祭のイベントで今年から数年使えなくなってしまい、過去二年間、盛大に行われたイベントを他所に移す必要がありました。

昨年まで二年、当社も『わかばめだかとゆかいな仲間たち』のイベントに参加させて頂き、その熱気溢れる会場を見ていて、「これだけの来場者、メダカ愛好家に是非、品評会を開催して、真剣に遊ぶことを楽しんで欲しい!」と思ったことが『第一回全日本改良メダカ選手権』開催のきっかけになりました。

改良メダカ飼育の楽しみは、自分の好きな品種を飼育すること、そして、自分の考え方で交配して、思い描いていたメダカを作り出すことにあります。

最近は、誰もがオークションなどでメダカを販売でき、飼育歴が一年未満でもメダカを生業とする人も少なくない。今年は毎週のように全国各地でメダカのイベントが行われるようになり、その多くが販売中心、改良メダカの飼育者を増やすことには貢献しているものの、地道にメダカを作り、楽しんでいる人にとっては、行きたくなるイベントではなかったように感じる部分もありました。

楊貴妃メダカを始め、三色系統や透明鱗三色、体内光など、メダカの魅力そのものより、「高く売れるか?売れないか?」が改良メダカを査定するポイントになり、三色系など、数採りをして、厳しく選別淘汰を必要とする品種は、販売する人からは敬遠される存在になってきてもいました。今回は絞り込んで33部門となりましたが、この『全日本改良メダカ選手権』は、「改良メダカの品種数を維持する」ことにも大きな意味を持つものにしたいと思ってのことです。“琥珀メダカ”部門など断念したものもありましたが…

飼育、販売歴の短い人にとっては、「好きな品種は?」と質問しても、即答されないこともあり、結果としては高価で売れそうな品種頼りになる傾向もここ最近は強くなっているようにも感じました。販売者側が好きな品種が言えないようでは、改良メダカ飼育の楽しさをお客さんに伝えることは難しいのではないかと感じます。

改良メダカの人気を保つため、特に趣味として改良メダカを地道に作っている方にとって、ここ最近は目標がなかったところもあったでしょう。それを『第一回全日本改良メダカ選手権』として、自慢の魚を出品して頂き、見ていただくこと、評価を受けることで、来年以降のメダカ飼育、作出のモチベーションを上げていただくイベントを開催することにいたしました。

もちろん、チャンピオンシップですから、勝ちたいと思われるでしょうが、勝負は運の部分もあります。せっかく出品を予定していた魚の調子が落ちてしまうこともあれば、品評大会当日に、とても調子が良く、元気にヒレをなびかせて泳ぐ魚もいるでしょう。

やはり、品評大会への出品は、出品を決めた個体を無事に育て上げ、大会当日にベストな状態で出品する過程が大切です。これからの二ヶ月弱、しっかりと管理して、品評大会の容器を元気に泳いでくれる魚を出品できたら、その過程は代え難い経験値になるでしょう。

審査は35名の審査員によって行う予定です。

その35名の審査員の審査によって各部門の1位から3位が決定します。その部門1位の個体の中から得票率の高い個体10点を選び、最終の格付け審査にまわります。格付け審査の結果は当日、発表予定です。

出品者の方々はもちろん、入賞を狙われるでしょうが、出品された記録を残すことも後々のモチベーションを高めることに繋がってくれることになると考え、当社としては、撮影することが出来ますので、出品魚を撮影させていただき、

それを一冊64ページ程度の本にまとめる予定です。2点以上の出品をされた方にはこの本を記念として贈呈させていただき、2000部ほどは販売する予定です。それを販売することで、当社が儲かると思われる方もおられるでしょうが、品評大会用の容器、会場代、記念品代などを作ることが目的で、この品評大会が3回、5回、10回…と続くための礎を作れればと思っているだけです。

改良メダカの品種が減っていくことは、それだけ改良メダカの人気を短命なものにしてしまうかもしれません。これから世界へ向けて拡がっていく改良メダカの魅力を伝えるのは、魅力的な多くの品種を維持していくことも大切です。価格の高低ではなく、その品種を作る難易度を知ってもらい、難易度の高い品種を作っている愛好家の方々の魚を知ってもらうことが、また新たなメダカ愛好家を育てることだと思います。

今回は初めての全国大会になり、まだ不手際、わかりにくいところもあるかと思います。この『全日本改良メダカ選手権』は主催団体はありません。全国のメダカ専門店、メダカ愛好家の境なく、全ての参加者、協力者の方々と共に成功させられたらと思っています。

是非、皆さんのご出品、ご協力を宜しくお願いいたします。

One thought on “1st. All Japan Medaka Championshipを開催する意味

  1. sho03.19 より:

    真面目に品種改良を楽しんでいる方がちゃんと評価されるような品評会になるといいなと思ってます(*^^*)

    あと2ヶ月、体型、体調が良い個体を出品できるように頑張ります。

    心より応援してます。

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