『ちゅらめだか』訪問

 たこ焼き居酒屋『百福』は、埼玉県大宮駅から徒歩5分ほどの場所にあり、その店内が『ちゅらめだか』の販売所になっているという独特なスタイルのメダカ店である。

 ただ、現在はコロナのため居酒屋としての営業は夕方以降になっている。そのためか、現在のメインはメダカ販売になっており、店内はメダカ容器で溢れている。メダカ目当てで訪れる方はもちろん多く、業者の集まりをここで行ったりというのはもちろん、愛好家グループでの利用もある。居酒屋としての古くからの常連さんもメダカの話題で盛り上がるそうだ。メダカがいると知らずに訪れたお客さんが興味を引かれて飼育を始めるというパターンも増えているということで、飲食を楽しみながらメダカの普及に務めている『ちゅらめだか』であった。
 全国のメダカ専門店や愛好家の所を訪れ、精力的にメダカを集めてもいる。自身の種親にしたり、販売用の個体を仕入れながら、情報収集なども積極的に行っている。『ちゅらめだか』の代表ちゅらちゃんこと松井さんは、淡路島の繁殖場でメダカ作りに励まれ、仕上がったメダカを店へと送り込んでいる。『百福』の代表は和田さんで、埼玉で仕入れや管理を行っているのが現状である。

 お店からそう離れていない場所のご自宅でも多数の容器でメダカを管理されていた。この春先にはアライグマによる食害にあい、相当な被害を受けたそうである。大宮駅からほど近い都会の住宅街であるが、防犯カメラにはアライグマの姿がしっかりと映っていたそうである。

 累代を続けている“三色ラメ体外光”

 
 “鬼ラメ”ד忘却の翼”

 どちらもアライグマによって大打撃を受けたそうだが、残った個体での採卵が急ピッチで行われていた。

 2020年の春に岡山県『静楽庵』からリリースされ、注目の的になった“サファイア”。『ちゅらめだか』でも当然、すぐに仕入れて扱われ、人気品種になったそうだが、その複雑な青いラメの美しさに惚れ込み、異品種交配にも着手されていた。ラメの特徴を受け継がせたいと、交配のオスは全て“サファイア”に統一されているという。
 “サファイア”ד月華”

 
 “サファイア”ד夜桜”

 交配を進めている途中ということで、この先の仕上げがどうなるか興味深いところであったが、“夜桜”クロスの方はすでに面白そうな個体も見られた。累代が進んだ姿が楽しみである。
 メダカの魅力は「よく食べ、殖えて、掛け合わせもできる」とされ、お店を訪れる若いお客さんにもメダカの魅力を伝え、飼う人を増やしていくことを目標とされている。コロナの行動制限も解除されたことから、ますます多くの人がお店を訪れて、メダカと触れあってほしいものである

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