横浜観魚会 令和元年良魚交換会

11月10日の日曜日、横浜観魚会の良魚交換会が行われた。
当日準備のため、早朝に家を出た。最寄り駅にて、6時に来た電車はなんと通勤時刻なみの混みようであった。「??事故でもあって遅れてたのか?」とも思ったのが、この日は横浜マラソンが行われるため、その参加関係者の人々なのであった。しかも、会場である横浜南部市場が折り返し地点らしく、首都高速の閉鎖や道路規制も入るとあって、果たして車で会場に来られるのだろうかと心配していたものであった。
7時前だというのに、最寄りの南部市場駅でも大量の人が降車していた。その人々の流れとはひとり逆方向へ向かい会場入りした。

道路状況を苦慮して早めに集まっていた会員たちにより、会場準備は早めに進められた。

洗った洗面器を並べ、水張りも終わろうとしていたが、皆の心配は「遠くの人達は無事に来られるだろうか?」であった。それでも9時近くになると次々と人々が集まってきた。どうやら交通規制による渋滞も始まっていたようで、9時を過ぎて着いた人は渋滞で遅れていたそうであった。

次々に洗面器に魚が入れられていく。

例年は矢作会長がすべての魚を仕分けされていたが、今年はこのような道路状況から数も少ないだろうと、出品者自身が洗面器へと魚を放していた。

気づけば、ずらりと並んだ洗面器はたくさんの魚たちが収容されていた。各洗面器には、1匹、2匹とらんちゅうが入り、少し小ぶりな魚では3匹ほどという感じである。
多くは今年生まれの当歳魚であるが、中には2歳魚も少数ながら出品されていた。来シーズンへの種用個体から、品評会に使える魚まで、その用途は様々である。
心配された人出もまあまあだろうか。魚が入る頃には大勢の人が集まっており、洗面器の魚たちをしっかりとチェックされていた。自分ひとりで黙々とチェックをされていく方、仲間と話しながら盛り上がっている方など、品評会の時とはまた違うくだけたような雰囲気であった。

気に入った魚がいれば、そこに自分の名前を書いた紙をいれていく。人気のある洗面器には、たくさんの札が入っていた。これは購入の意志を示すもので、自分だけならばそれで決定であるが、複数の札が入っていれば、そこは入札によって落札者が決定される。

時間になると、仕切り人により入札が始まる。入っている札の名前が呼ばれ、それぞれが希望の金額を入れた札を仕切り人に渡し、最高入札者が呼ばれる。入札中の洗面器の周りには、その魚が欲しい人の他、多くのギャラリーが集まる。誰が買って落札するか、皆が気にしており、残念がる声から喜びの声、周りからの声援など、賑やかに進んでいった。

らんちゅう以外にも、横浜観魚会では関東東錦の出品もされる。


しっかりとしたサイズの当歳魚から、仕上がった二歳魚まで出品されており、来年の品評会用にと競られていた。らんちゅうに比べると数は出ないものの、他ではなかなか見られない金魚ということもあり、これを目当てに訪れる方も多い。

また、今年はオランダシシガシラも少数だされており、こちらも注目を浴びていた。

さる注目のらんちゅう師も一目惚れしたそうで、落札した魚を嬉しそうに袋詰めしていた。

こうした販売は、研究会の際にも行われているが、しっかりとできあがった魚が並ぶのは、やはり全国大会の終わった後のこの時期ならではとも言える。11月中には各地でこうした催しが行われる予定である。日本らんちう協会のホームページには、そうした各会の予定も掲載されている。新たな魚の導入やいろいろな人の魚を直接見たい人など、興味のある方はチェックしてみるとよいだろう。

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