静楽庵にて
広島・福山から岡山へ移動。短い時間ながらも静楽庵へお邪魔した。
販売店舗の外観には、静楽庵を代表するメダカたちの巨大なプリントが掲げられていた。
小売スペース横の壁にも三色幹之などが飾られており、改めてその姿に目を惹かれた。
そして、「最新版です」と見せていただいたメダカ『RP3』
目についたのは尾の色合いである。三色ラメの体で、尾ビレ全体にしっかりと色が乗っていた。
この『RP3』は、今年の4月にお伺いした際に、「体外光の次の存在を考え、ラメでヒレに色の入る姿で、第三の遺伝子を持つメダカではないかと考えています」と紹介していただいていた。
その際に見せていただいた個体たち。まだ仮称で第三の遺伝子持ち?という感じで名付けられてはいなかったが、すでに尾ビレには色が乗り、ラメや体外光も確認できていたものであった。
それから約半年。わずか半年でしっかりと改良が進められていた。先の個体以上に興味深かったのが黒い体でヒレに色が乗ったタイプである。
派手さはないかもしれないが、体とヒレの対比は嫌でも目につく。メダカではなく、ある種の熱帯魚をイメージしてしまうほどであった。
いそうでいなかったこの表現、さらなる改良メダカの姿が現在進行形で作られていた。