今年も、らんちゅう品評大会シーズンが始まった!今年の第一弾は広島らんちゅう会

今年は、らんちゅうを始めとする金魚の撮影を一切やってこなかった。

『金魚伝承』を代表とする金魚関連の書籍、ページを作り始めて20年が経過、自分の中では、「やりたいことは全てやった」感があり、自分の中でだけ完結編として制作したのが『金魚伝承第35号』であった。

昨年の12月から約8ヶ月、らんちゅうを始めとする金魚から離れてみたのだが、リフレッシュと言えば聞こえはいいが、他の業務に忙殺される日々であった。

20年撮ってきたらんちゅうと言えども、約8ヶ月撮影していないと緊張する。

前日は広島県福山でメダカ撮影はしていたものの、メダカとらんちゅうでは同じ魚でもまったく撮影方法が変わるのである。

広島らんちゅう会の品評会にお邪魔するのは今回が初めて!香川県高松市在住の岩崎正樹さんからお誘いを受け、今年から撮影に入らせていただいた。広島らんちゅう会は、昨年、記念大会を迎える予定だったのだが、昨年の西日本豪雨の影響が会場に残り、止むなく中止をされていたのである。らんちゅうという魚は気候によって成長が左右されるものだが、昨年の西日本豪雨の爪痕は甚大だったのである。

中国地方でもいの一番の品評会で、まだ暑い季節の中だったのだが、さすがは広島、岡山、多くの当歳魚が出品された。

広島らんちゅう会の灰田会長の挨拶で第十回の記念大会が開会した。

審査は西賀西部本部長と総本部審査員のお一人、植松 啓氏が3部門すべてを行われた。

激戦の当歳魚の部も、最上位の洗面器にはこれだけの数が上がってきた。ここから、第一位の東大関から順番に決められていく。らんちゅうの品評会は相撲番付が順位付けに使われており、東大関が第一位なのである。

「横綱は?」とよく聞かれるのであるが、横綱は、同一魚で三回の大関を獲得して初めて横綱の称号が与えられる難関なのである。

当歳魚 東大関 宮澤 宏 福山

当歳魚 西大関 村上暢彦 岡山

当歳魚 立行司 田中茂規 玉野

当歳魚 東取締 上野 博 広島

当歳魚 西取締 村上暢彦 岡山

品評会の花形と呼ばれる当歳魚の部門は、魚が展示洗面器に上がると来場者の注目を集める。

二歳魚 東大関 笹井義則 尾道

二歳魚 西大関 笹井史治 福山

親魚 東大関 清水正雄 山口

親魚 西大関 玉川員登 庄原

今回、今年初のらんちゅう品評大会撮影であったが、スムーズに役魚三部門48匹を撮影することが出来た!暑い1日だったが、やはり良い金魚を見るとワクワクしてくる自分がいた。

前日にメダカ取材をしながら、これから三週連続で倉敷、相生、児島と毎週、岡山、兵庫へとらんちゅう撮影に出向く予定である(汗)。

メダカとらんちゅう三昧の日々を送ることになるが、このメダカとらんちゅうの両方を撮ることで、どちらの撮影にも集中力を発揮できているような気もする(苦笑)

これから11月3日の第64回日本らんちう協会全国品評大会まで一気に走りますかね!

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