幹之メダカの卵
背中が輝青色に輝く姿で、幅広いファン層を保つ幹之メダカ
当初は背ビレ前辺りに点状に光る部位があった程度であったのが、今では口先まで光が伸びている姿も普通に見られるようになっている。輝くようなその姿は、屋外だけでなく、室内の水槽飼育でも楽しめるため、初心者からベテランまで多くの人が飼育を楽しんでいる。
健康に育てていれば、今の陽気であれば、毎日のように産卵をするだろう。
その卵、産卵から10日ほどもすると、発眼卵と呼ばれる卵の中で大きな眼が目立つ状態になる。こうなるとフ化はもう間近である。
その発眼卵を見てみると、色の違いがある。黒いのと白いのがあるのがわかるだろう。
白くても、アルビノというわけではない。もちろん、この画像は拡大しているものであるが、よく見れば肉眼でも確認することができる。
幹之メダカは、多く見られる普通のタイプはやや青みがかった体色をしており、青幹之とも呼ばれる。それに対し、白幹之と呼ばれる体の基調色が白色のタイプがいる。
フ化直後からその差は明瞭である。
幹之メダカの群を観察してみると、青幹之の中にひっそりと混じるように白幹之がいることがあるので、探してみるのも一興である。