シルバーラメの幼魚
シルバーラメ
銀河、シルバーと呼ばれるアオメダカ系の光体形のメダカ。それのラメをさらに多くした品種である。
この親から生まれた子供たち
上見でもしっかりとラメが確認できる。
横から見ると
体の形も悪くなく、横からだとラメが全身に入っているのもわかる。体形的にはほぼ光体形のみ。ノーマル体形はいないようだ。
また、上見でちらほらと色みの違う個体が見えていた。
それがこちら
琥珀のような体色の個体がいくつか見られた。全体からすると2割弱くらいだろうか。作出途中で琥珀光の血が入っていたと思われる。
思ったより光メダカによく見られる骨曲がりがいなかった。それだけ親がしっかりと選抜交配されてきていたのだろう。当たりの親だと言えた。
中にはこんなのも
サムライなどとも呼ばれる背ビレの一部が分離している個体
こちらは外し
ひねた体をしているのもあるが、背のラインなど体形の乱れがある個体
成長不良もいる。
同じ兄弟なのに、明らかに育っていない。
尾が二股のフナ尾なのが面白いが、ここまで育っていないと、今後追いつくことはないだろう。よく途中で食べられなかったものである。
そして琥珀体色の中には
ダルマ体形が1匹見られた。
シルバーラメとしてはいい具合の幼魚が得られた。琥珀体色の方は、それだけを分けて繁殖させると、また違った結果を得られるかもしれない。
こうして繋いでいくのもメダカの楽しみのひとつである。