第八回駿河らんちゅう会品評大会
今週は沼津の駿河らんちゅう会へ。
しばらく前から天気予報を気にする日々であるが、この日曜もずっと雨予報が60〜70%の微妙なかんじであった。
当日朝になると、50%、しかも朝までの予報になり、少しホッとする。
というのも、今回は荷物がある。先日の台風の影響もあり、貨物の受け取りに手こずった会報をお持ちしないとならない。
これが16キロちょい、両手で抱えないと持てない。傘さしてか?とも思ったが、前日に加藤会長から駅まで迎えにきていただけるとのありがたい連絡。
新幹線を降りた三島駅はかなり強い降り、乗り換えて降りた片浜駅も雨であったが、予報ではそろそろ止むはず。
会場の鴻工業所、青空なのに雨が降っていたが、開始する頃にはやみ、お約束の高温多湿な状態になった。
加藤浩一郎会長の開会宣言
控え池
やはり当歳の仕上がりが目につく。毎年のことながら、シーズンに入って中部の魚を見るとサイズ感に驚かされる。
集合写真を済ませて審査開始
二歳、そして数の多い当歳が同時に始まる。二歳が終わればそこで引き続き親魚が行われる。
二部門が終わる頃にやっと当歳の上位が出てくる感じである。
親魚の部審査
親魚の部 東大関 吉村友良氏
二歳魚の部審査
二歳魚の部 東大関 吉村友良氏
親二歳はさすがの吉村さんが強い。
当歳魚の部審査
当歳魚の部 東大関 加藤浩一郎氏
雨があがると強烈な陽射し
洗面器の照り返しがきついくらい。
そしてなぜか風が出てくる。
波打たれるのはイヤなもの。
正午を過ぎた頃、当歳の二等を撮っていると撤収の声が。
洗面器の水が熱くなり過ぎているための急ぎであったが、ちょっと焦ったものだった。
今年の暑さは魚にも人にも酷なものである。
なんだかんだで大会も無事に終了。いろんな方から駅までとのお誘いを受けるが、有難いところを辞退し、駅と反対方向へ。毎年恒例の田んぼ歩きへ。
しかし、昨年も雑草の減りを感じていたが、今年もであった。
延々と続くきれいな田んぼ。
しかも風も午後になりだんだん強くなっていた。
一角にオモダカがまとまっていたものの、状況状態共にいまいち。
碁盤の目のようになった田んぼ周りを行ったり来たり。もう少しペットボトル持っとくべきだったかなんて思いつつ。
あぜ道に寂しく生えるオモダカ。
途中、農道の先にサギが群れていた。
何かあるのか?と思って行ってみたが、わからず。
代わりに見つけたのはカヤツリグサの仲間
タマガヤツリ
ここにだけ数株が生えていた。
気づけばスマホの電池も終わり、帰り道にドキドキした頃、最後の出会い
短く小さな姿であるが、キクモとヒメミズワラビを見ることができた。
贅沢は言うまいと、駅への道探しへと切り替えたものだった。