メダカの天敵
今回の敵は主にフ化して間もない仔魚に対する脅威。
ヒドラ
クラゲなども含まれる刺胞動物の仲間である。
触手を伸ばすと2cmほどになるが、縮むと数ミリほどにまで小さくもなる。
基質にくっついており、流れに触手をたなびかせている。
この触手が厄介で、刺胞動物というだけあって毒を持つ。メダカの仔魚程度にとっては猛毒で、触手に絡められるとほどなく麻痺して動かなくなってしまう。そして取り込まれて消化される。
振りほどいて逃げることもあるが、毒が回るのか、その後死んでしまうのもある。
いつのまにか水槽で蔓延っていたりするが、主に水草などについて混入する。
小さく気づきにくいので、いつのまにかびっしりということもある。
駆除するには思い切っての水槽リセットが手っ取り早い。塩を入れたり、熱湯で砂利や壁を洗う。掻き混ぜて排水という普段の掃除では取りきれない。ヒドラは少しでも体が残っていれば、そこから再生復活してしまう強靭さがある。