なにメダカ?

まずは上見で群れを

朱色あり黄色ありクリームあり、透明鱗、ブチにヒカリ…
メダカってバリエーションを楽しめるのだとよくわかる。
が、実はコレ、“東天光の幼魚”としてネットオークションで入手したのが育った姿。
届いたのは1センチ足らずのサイズで、東天光(楊貴妃ヒカリ)のはずなのに普通体型がいるのは見えていたのだが…

これは東天光と言えるか。



エラの透けは淡いものの、体やヒレを見ると透明鱗の特徴、さらにブチ模様もあるので、楊貴妃透明鱗ブチ



ヒメダカ?のような感じ。尾の縁は赤いが下顎から腹のキールに色はなく楊貴妃としても厳しい。うっすらブチも入り、黄色ブチ



ヒレの色乗りはそこそこ。腹のキールにも一応朱赤がある。が、体色はヒメダカチック。とりあえず楊貴妃



これぞという感じの楊貴妃透明鱗
体型もいい感じで魚としてはお気に入り



これも体型よし、ブチ模様もいい具合。
楊貴妃ブチ

やっとの東天光

色みも濃いのだが、いかんせん体型が悪い。
卵を持っているメスということもあるが、脊椎骨がまっすぐでない。ヒカリ体型ではこうした骨格異常がよくでるので、本来は淘汰対象



これも黄色ブチのタイプ



これはもうヒメダカ?
頭から背にかけての体型もイマイチ



これも同じタイプ。体型は大丈夫か。



ブチ模様がいい具合に入っており、ヒメダカ体色よりは琥珀寄りか。朱赤というよりは金色系に近い。
期待を込めての黄金ブチ



こちらも楊貴妃ブチ
ただ、先の楊貴妃ブチに比べると朱赤よりも黄〜オレンジ系。腹のサイドにも色が乗り、腹が白っぽく見えにくい。
不思議とブチのオス2匹は体型も綺麗で見応えあるものだった。

改良メダカが短時間のうちに爆発的に広まったのはネットの力が大きいだろう。
ただ、このように名前と実際の魚と違うというトラブルもよく聞く。特に◯◯の稚魚と言った感じで、育ててみたら別物というのがこのパターン。“東天光”の出品だったが、他の種ばかりでここまで表現がバラけるというのも…
出品者が東天光を誤解しているのか、それとも確信犯なのか、本来なら大クレームな案件だろう。
通信販売では画像でしか確認できないのもあるが、表示されているそのものが出品物なのかなど、しっかりと自己防衛をするようにしたい。

それでもブチ表現の個体は模様も体型もよいので、ある意味?満足。

メスの金色体色でしっかりブチを残すメダカを目標に作ってみたいと思う。

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