横浜観魚会 平成30年 第1回研究会

「今年も始まりましたねー」といった挨拶を何度もしたこの日曜、今年初の研究会が行われ、今シーズンの幕開けといった雰囲気に包まれた。
横浜観魚会のイベントとしては、3月に行われた二歳会が今年初の催しとなるのだが、やはり花形の当歳が主役の研究会がスタートと感じるものである。
会場がこの横浜南部市場になって二年目、もう準備もなれたものである。8時頃には主要メンバーが集まり、倉庫からの備品の運び出し、洗面器の洗い、会場設置とサクサクと進み、あっという間に準備完了である。
9時頃から魚が洗面器に開けられ、まずは売り立ての開始。

黒仔から色変わりの済んだものまで様々なサイズのらんちゅうが並び、中には即戦力の個体もチラホラと。そのまま研究会の洗面器へといけるかも??
ひとりの方が出品した複数の黒仔を導入し、「これでひと池分、ここから絞っていくのも面白そう」とか「秋にこんなになりましたって見せてやろう」といった具合に、それぞれの目標や楽しみ方を見いだす。出所のわかっている魚の導入の良さでもある。

関東東錦も並ぶ。可愛らしい当歳魚はひと洗面器に20匹ほどが群れ泳ぎ、その様子を見ていると手を出したくなる。その横には二歳魚も出品されており、しっかりとした東錦の美しさに見とれている人もいた。なかなか関東東錦を入手できる機会は少なく、どの洗面器にも次々と札が入っていったものであった。
同時に研究会の受付も進行

研究会の第1回のみ、らんちゅうは大小二部門で行われる。
サイズとしてはややばらついていたか、大きいものは8cm、小さいのでは4cmほどのものもいたが、ほぼ色変わりの終わった魚たちであった。聞いていると、不安定な気候もあり、思うように育っていなかったり、5月まで仔引きをしているという声も複数聞かれた。大きめの個体はさすがに2月あたりに採ったものだが、家にはまだシュリンプを与えているのもいるという話も聞かれ、今年も皆さん天候との戦いに苦慮しているようであった。
サイズ分けは出品者の自己申告もあるが、両部門で60匹ほどの出品であった。
そして審査開始

らんちゅう二部門と東錦、三部門が同時に審査される。手前がらんちゅう小の部。
こちらはらんちゅう大の部

そして東錦

研究会の第1回は点数制ではなく、審査員三名の合議制で行われる。

らんちゅう大の部 一位 秋元和男氏

らんちゅう小の部 一位 秋元和男氏

両部門を房総らんちう会の秋元さんが獲得。東部大会支部対抗戦の三連覇中など勢いのある房総らんちう会、今年も暴走するようだ。
魚があがると洗面器周りはすぐに人で埋まる。

「今これなら、まだ隠し球あるでしょ」「今年もいいねぇ」「この先はどうする」など様々な話で盛り上がる。こうした仲間との会話を魚を目の前にしてできるのも楽しい時間である。競い合う相手であるが、一緒に楽しめるのがらんちゅう愛好会の仲間たちであった。次回の研究会は、7月第三日曜の15日に行われる。
その他のらんちゅう入賞魚は日らんホームページ http://nichiran.net/ で。
こちらには東錦を掲載しておく。
関東東錦 
一位 松下哲也

二位 矢作雄一

三位 矢作雄一

四位 松下哲也

五位 中澤俊男

六位 中澤俊男

七位 矢作雄一

八位 中澤俊男

九位 松下哲也

十位 松下哲也

十一位 井ノ口真誉

十二位 松下哲也

十三位 井ノ口真誉

十四位 安田英一

十五位 安田英一

十六位 袴田源一

まだ若く、関東東錦の特徴である浅葱色は出ていないが、来月の研究会ではさらに美しい姿を見せてくれるだろう。

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