浮き草
観賞魚店や最近では大型の園芸店でも入手できる浮き草サルビニア
オオサンショウモの名前でも知られる。
ひとつの葉が3~4cmほどになり、浮き草の中では比較的大型になる。
二つ折りにしたような葉が連なるようにして殖えていく。
葉の表面には非常に細かい毛が密生しており、4本の毛が先端でつながるようになるのが本種の特徴でもある。
こちらはサンショウモ
よく似ているが、こちらのサイズは半分以下で、葉の折り込みは浅い。
どちらも丈夫で、水中に根をたれ下げ、水質浄化の役割もするので、上見のメダカ鉢などに入れてもよい。ただし、状態がよいと殖えすぎてしまう。
放っておくと水面を覆い尽くしてしまうので、下のメダカが酸欠になってしまうこともある。適度に間引いて、水面を空けるようにしておきたい。
こちらはアマゾン・フロッグピット
丸い厚みのある葉で浮力が強い。ランナーを伸ばすようにして殖えていく。
ひとつの葉は3cmほど。オオサンショウモに比べると、光は強い方がよく、室内などでは小型化したり、模様が薄れたりすることもある。
ふと気づくと、花が咲いていた。
花の大きさは5mmほど、人が踊っているように見えたが、アップにしてみるとなかなか可愛らしいものであった。