2018年5月3日、岡山県総社市にオープンした『夢中めだか』の三人

2017年12月9日「夢中めだかの始まりじゃい!」というタイトルで、メダカ関連のブログが始まった。

それが、下のアドレスの『夢中めだか』のブログであった。
https://ameblo.jp/maasia

栗原養魚場の栗原さんから、「なんか岡山の若いのが三人でメダカのブログを始めたから、見てやってくれ!」という連絡があり、そのブログを覗いてみると…

実にくだらなく、つまらなかったのである(爆)

初めて、『夢中めだか』のブログでメダカの写真がアップされたのは12月19日のこと(笑)
でも最初にアップされたメダカが小寺さんの作る、あけぼのだったことに驚かされた。

そして、さらに驚いたのが、『栗原養魚場』、『しいらメダカ』さんの五式、“出目カブキ”、あけぼの紅白、あけぼの体外光…「なんで?」っていうメダカの写真しかアップしないようになっていたのである。

栗原さんから再び、「『夢中めだか』って言って、最近、プログ始めた奴らがいて、そのブログがなんでか人気があるみたいなんだ」という話しを聞き、実は、小寺さんと栗原さんが『夢中めだか』を応援している様子を感じるようになり、それがまた不思議で、余計にブログを見る機会が増えるようになった。

しっかし、相変わらず、つまらない、くだらないブログ(爆)でも何かブログランキングでは上位にいるという(笑)…

そんな時間を過ごしているうちに、こちらもいよいよ『メダカ百華第5号』の取材を始める時期になり、4月22日に広島県福山市の『日本改良メダカ研究所』の深川善正氏の取材から、2018年の本格的なメダカ取材を開始することになったのである。

新幹線で福山駅に向かい、福山駅であまぞんメダカの須賀さんにピックアップして頂き、『栗原養魚場』へ、そこに、『夢中めだか』の坂上さんが来ていたのである。

その第一印象は…「ゲッ、自分とは真逆っぽい人間だ!」であった(爆)とてもおとなしそうで、弱気そうだったからである(笑)

その印象が一変したのは、ビニール袋に入ったメダカを見る目を見た時であった。
坂上さんは、どのメダカを見ても、とても楽しそうに、嬉しそうに、キラキラとした目でメダカを見つめたのである。
「こんなキラキラした、純粋にメダカが好きだという目でメダカを見るんだ」と彼の目を見て、自分自身反省する部分を感じた。

「こんな純粋にメダカを楽しそうに見る目」自分はいつかどこかで置いてきてしまったように思えた(苦笑)

深川さんの飼育場でメダカを撮影していた時に、栗原さんが「fmbさんを『夢中めだか』の専属カメラマンにすれば?」と坂上さんに言うと、坂上さんが、「いえいえ、とんでもないです」と体を小さくする姿を見て、「いいよ!」と返事、すると、また坂上さんは、いきない背筋を伸ばして、「ほんまですかぁ?」と目をキラキラさせたのである。

栗原さんと自分の言葉はほぼ冗談だったのだが、その話しが現実となるのは、栗原さんから、「fmbさん、5月3日来れる?」というリクエストからであった。ここまで栗原さん、そして小寺さんが応援している『夢中めだか』を見てみたくなったのである。

5月3日、先出の坂出さんの三色ラメ幹之の取材を終え、坂出さんの車で高梁川沿いを北上、『夢中めだか』のオープニングイベントに参加させて頂いた。

メダカ掬いでは、ちょっとした内輪のゲームをしていたので、メダカ掬いで使われたポイの数を数える。特に真顔でポイの数を数える栗原さんがいたりして、面白かった(爆)

そのオープニングイベントには、あけぼのの小寺さん、栗原さん、四国からメダカ交流会in愛媛の玉井さん、垂水さん、坂出さん、木口さん、植本さん、『日本改良めだか研究所』の深川さん、『日本めだかセンター』の上山さん、山梨のfujiyamaめだかの坂木さんなどなど、錚々たる顔ぶれがお祝いに来場されておられたのである。

これだけのメダカ好きが集まると、メダカの話題でいくらでも談笑できてしまうのである。そこがまたメダカの持つ大きな魅力なのである。

『夢中めだか』の設備である。三人で朝早くから深夜まで頑張って作り上げた設備である。

繁殖させている容器から気になったメダカを拾い撮りさせて頂いた。

“鳳(おおとり)”のハウスネームが付けられた面白い表現のメダカである。
小寺義克氏が作られた三色ラメ(『静楽庵』血統とは別系統)に、乙姫と灯を交配して出て来たメダカを交配したメダカで、この交配は栗原さんが進めているもので、この黒さが強い個体を栗原さんが『夢中めだか』に託したものである。栗原さんのところにいる兄弟魚は、別の表現をしているそうで、次回、しっかりと見せていただくつもりである。

こちらは、『夢中めだか』のオープン用に愛知県岡崎市の『葵メダカ』さんから送られてきたウコンカブキである。

特徴的ではないが、小寺さんのあけぼのである。この個体の持つ雰囲気に惹かれて撮影しておいた写真である。

これは、三色幹之ד華蓮”から出て来たメダカで、次世代がどのような表現を見せるか?楽しみである。

5月3日から5月6日までの四日間、『夢中めだか』の三人は初めての経験をされ、その前からの準備もあって、とても疲れたに違いない。

最初に多くの著名なメダカの作り手の応援を受けられ、その期待を裏切ってはいけないと肩に力を入れ過ぎた部分もあったに違いない。

しかし、これからの時間こそが、三人の力を合わせて、『夢中めだか』産のメダカをどんどん提供していかなければならないのである。

それなのに、「疲れた…」とか言って、ブログを閉鎖する選択をしたので、電話で思いっきり怒っておいた(笑)2017年12月9日「夢中めだかの始まりじゃい!」というタイトルで始めたなら、メダカを止めるまで、ブログでの発信をしながら、これまで以上にメダカ作りに励んで、一人前の『夢中めだか』にすることが彼らの義務である。

メダカを商売にしようかという若い人が雨後の筍のように全国で看板を上げているのだが、その皆さんに伝えたいのは、「どれだけメダカに情熱を持っているか?」が最も大切なことである。もちろん、情熱だけでメダカの商売が成り立てば、こんなに簡単なことはないのだが、少なくとも、メダカに対しての情熱のない人は、必ず、行き詰まることだろう。

情熱を持って、真面目にメダカの改良に取り組む…その姿勢がお客さんに認められれば、商売として成り立つ道が開けるのである。

背伸びをせずに、自分たちの情熱を発揮して、メダカ作りに励むこと、それを『夢中めだか』に期待していたい。

頑張ってね!

2018年5月3日、岡山県総社市にオープンした『夢中めだか』の三人” に対して1件のコメントがあります。

  1. 東京ショーケン より:

    いつも愉しみに拝見しています。今回の夢中メダカさんへの愛情溢れる記事は特に面白かったです。私もあの他愛ないブログの閉鎖宣言にはガッカリでしたが、これで不定期でも再開してくれればよいと思いますし、全国にそう思っているファンも多い筈です。メダカ業界には存外?にナイスガイな方が多いですが、別けても夢中メダカ代表のSさんは今まで私がお話させて頂いた方々の中でもその極めつけの方でした。こんな人間味に富んだ優しい漢がまだ絶滅せずにいたのか!、と感じ入るほどでした。そういう夢中メダカには、ブレず折れず、頑張っていって頂きたいと祈念しています。

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