メダカの異品種交配 03
昨年の異品種交配01、02のF1はまた後日、撮影して紹介するとして、今年、取り組み始めた異品種交配をここで紹介しておくことにする。
これは、先日、ヤフオクで入手した、“エメラルド内光メダカ”というブリーダーネームの付けられた単色系のメダカである。香川県在住の山口氏が繁殖させたメダカである。
緑色のメダカは、“緑光”、“新緑光”などを始め、今年から注目度が高まりそうだが、これまでにも緑幹之、翡翠カブキ、若草ラメなどが知られてきた。実際に目をすれば、「緑色がかっている」印象を受けるのだが、この反射光に彩られる透明感のある緑色はデジカメで撮るには最も弱い色合いである。(汗)
横見で撮っても、ストロボ光の反射によって写り方が異なり、「これで緑なのか?」と言われそうである(汗)。
この“エメラルド内光メダカ”、山口さんは、黄金が強く発色していた灯と幹之スーパー光を交配、その中から濃い緑色のメダカが出て来たそうである。この濃い緑色のメダカ同士を何度も掛け合わせて緑色を定着させ、白ラメ幹之メダカを交配したものが、写真の個体になったそうである。
「まだ10匹中、3匹ほどが緑色がかる」と言われるメダカで、このメダカ同士で採卵は済ませた。
そして、
中里氏の星河から出る白ラメ幹之を交配することにした。
幹之血統は山口さんの“エメラルド内光メダカ”そのものが持っているので、交配の相性は良いはずである。
中里さんの白ラメ幹之からグアニンの多さが遺伝してくれれば!?今から楽しみである。