先週日曜日は観魚会、愛魚会の二歳会のダブルヘッダー

春到来と共に、らんちゅうの愛好会では、春季大会、二歳会が開催される。

4月1日の日曜日には、らんちゅう愛好会でも長い歴史を持つ二つの愛好会が春季大会、二歳会を迎えた。

こちら、今年の10月第二日曜日に第130回という日本で最も長い歴史を持つ、観魚会の二歳会風景である。

今年は厳しい寒さの冬だった年で、全国のらんちゅう愛好家もようやく本格的に始動したのが先月の中旬から下旬だったようである。

らんちゅうという品評大会での上位を目指して飼育する金魚の場合、「本格的な始動」とは、産卵させて、稚魚を育て始めることである。
今年、産まれた魚は当歳魚と呼ばれ、品評大会の中でも「花形」と呼ばれる存在である。

その「花形」となる当歳魚が今、全国で続々と誕生しているのが現在であろう。

その最中に行われるのが春季大会、二歳会である。

そのため、春季大会、二歳会の出品魚数は本格的な秋季大会に比べると多くはない。らんちゅう愛好会の春季大会、二歳会は、会員相互の親睦の意味が強いのであろう。「今年も新たなシーズンが来た!」ことを魚を見ながら、談笑するのが、春季大会、二歳会の意義なのだろう。

観魚会 平成30年度春季大会 東大関

観魚会 平成30年度春季大会 西大関

観魚会 平成30年度春季大会 立行司

観魚会 平成30年度春季大会 取締一

観魚会 平成30年度春季大会 取締二

産卵シーズン真っ最中なこともあって、種魚をこの時期に動かすことは愛魚家はあまり気乗りしないところがあるのだろうが、やはり、らんちゅう愛好会の行事は、魚を出品してこそ楽しめるところもある。

さて、4月1日の午前中には、足立区島根にある鷲神社にも出向いた。

日本らんちう協会東部本部で三番目に長い歴史を持つ、愛魚会の二歳会に初めて出向いたのである。

愛魚会 平成30年度春季大会 東大関

愛魚会 平成30年度春季大会 西大関

愛魚会 平成30年度春季大会 立行司

愛魚会 平成30年度春季大会 取締一

愛魚会 平成30年度春季大会 取締二

らんちゅう愛好会は全国各地に存在する。「らんちゅう」という金魚が長い歴史を持ち、品評大会があることから多くの愛好家が本気で取り組む魚なのである。

これは昨年、11月3日に行われた、日本らんちう協会 第62回全国品評大会の観覧風景である。第62回大会は大阪で開催されたのだが、この全国大会は東京、名古屋、大阪で三年毎に行われる。

この熱気は見学した人だけが体感できるものである。

らんちゅう愛好会は「昭和に出来た」もので、平成の元号になってから、愛好会の会員数はそれぞれの会によって増減が見られる。
古い体質をそのままにしていては、平成生まれの若い人には受け入れられないものになっている部分もあるようだ。
平成元年に生まれた人は今年で29歳になる。こういった平成生まれの人に、らんちゅうの魅力をもっともっと知ってもらいたいのである。

それに伴って、らんちゅう愛好会も将来のために変えるべきところは変えて、若い人材に楽しんで貰えるものにしていく努力がより一層重要になるのである。口で言うのは簡単だが、旧態然とした愛好会はその変化の速度が遅くなりがちである。「愛好会は誰のためにあるものか?」を考えれば、愛好家のためだと言うことに誰でも気付くはずだが、今の政治のように、政権維持に躍起になればなるほど、国民にそっぽを向かれ、支持率が低下するのと同じことになるのである。

長い歴史は昭和に積み重ねてこられたもので、平成で30回を積み重ねていただけでは意義は薄まるのである。

来年から平成の元号も変わることが決定している。らんちゅう愛好会も大きな変化を勇気を持って着手した愛好会が新たな歴史を積み重ねていくことだろう。

当社で出版してきた、らんちゅうを主体とした金魚詳報誌『金魚伝承』は、自分がらんちゅう愛好会に入会し、経験したことで、「金魚の愛好会でこんな経験が出来るのか!」という感動を多くの人に経験してもらいたいと思ったことが刊行の要因であった。

その『金魚伝承』も18年目となった。

当時、高校生であった人も30代半ばになっているのである。

http://nichiran.net

日本らんちう協会のホームページはこちらである。

らんちゅうという魚はただ飼うだけでは面白みは半減する。
やはりらんちゅう愛好会の行事に参加することで楽しさが倍増するのである。

各愛好会の行事日程は、日本らんちう協会のホームページに掲載されている。最初は見学だけでも良いので、日曜日の一日、らんちゅう愛好会の行事に参加されてはいかがだろう?

あと一ヶ月もすれば、観賞魚店で黒仔と言われる、らんちゅうの当歳魚が販売されるようになる。

まずはそういった黒仔を10匹ほど飼育してみて、らんちゅうの魅力に触れてみられてはいかがだろう?

他の観賞魚では味わえない面白さを、らんちゅうは教えてくれるに違いない!

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