メダカ品種図鑑 改良メダカ273
『金魚伝承第33号』の原稿書き、編集作業が全て終わり、印刷も終了した!
いよいよ、『メダカ品種図鑑 改良メダカ273』のフィニッシュ作業に集中!
楽しんでフィニッシュ作業をやっている!
先週、日曜日に表紙を表紙を完成させた!これで印刷に回すことにした!
メダカ愛好家の方々には遅延、遅延で迷惑をかけてしまったが、2月末を諦めてはいないが、3月上旬には確実に刊行できることになった。
それ以前に作り上げていた表紙がこちら!
去年の3月にアイディアを作っていた時のものである。
各品種はこんな感じで掲載している。(これはまだ原稿が未完成な時の写真)
まだまだ日本で作られた改良メダカを全て網羅するというのは難しい作業なのだが、2017年以内に作られた改良メダカは可能な限り掲載した。
改良メダカに正式な品種名というものヒメダカ、青メダカ、白メダカなど体色の変異に関するものしかないのが現状で、ニックネーム的なブリーダーネーム、ハウスネームが氾濫しているのが現状である。
例えば、琥珀透明鱗錦に由来する透明鱗三色は、ブリーダーが違うと、種親の選び方が異なるため、結果として「透明鱗三色」には多くのハウスネームが付けられている。それを日本中のもの全てを掲載することは不可能なのだが、出来るだけ紹介するように努めた。
また、原稿を書いていて、「今はほとんど見られなくなった…」と書いた品種も少なくない印象も受けた。
改良メダカは「新しい体色、表現を見せるもの」に向かって交配して作出していく方向が不可欠なのだが、作られた魅力的な品種も累代繁殖させながら保存していく方向も重要なのである。
現在の改良メダカの世界は、「ポピュラーになって価格が下がったら、繁殖を止める」、「高く売れそうな品種をいち早く入手してそれを殖やす」という動向を顕著に見せているのだが、もう少し落ち着いて、腰を据えて、改良メダカ一品種ずつの魅力を楽しんでもらいたいと思う。
もちろん、品評会があり、そこで新品種を出せるなら、作出者が賞賛されることは当然のことである。しかし、多数の改良メダカ愛好家が存在する今、10年以上前に作られた改良品種の魅力が褪せることは本来はないはずである。世代交代の速度が早いメダカだからこそ、想像以上の速度でメダカの体色が変貌してきたのだが、速度を落とすことだって意義はあるのだと考えている。
その落ち着いた改良メダカの世界に向かうことに、この『メダカ品種図鑑 改良メダカ273』が少しでも役立ってくれることが私の念願である。
これが終わるととんでもなく寒かった冬がそろそろ終わる。また終わったら、『メダカ百華 第5号』の取材を始めるつもりである。
値段はいくらくらいになるのでしょうか?
お待たせしてしまいました。本体価格2,130円、税込価格2,300円で販売いたします。176ページなので、楽しんでいただけると思います。
このたび購入いたしました。
購入には他のメダカ雑誌とも悩んだんですが、こちらに決めました。
メダカ百華を購読されている知人から、「ピーシーズの本は良いよ。」と言われ踏み切りました。
まだ届いていないのですが、とても楽しみにしています。
ブログの苦労されたところも、楽しく(失礼)読ませていただきました。
ありがとうございます。頑張って作り上げた本ですので、少しでも楽しんでいただけたらと思います。
ご購入はどちらからでしたか?書店さんからですか?
Yahoo!ショッピングで購入しました。
明日か遅くとも明後日には届くと思いますので。楽しみたいと思います。