曇天、しかし、気温は30℃超え!今日は朝一から水換え、水換え…

先週中頃から降り続いた雨、東海、関東地方では大きな被害が出てしまうほどの雨量を記録してしまった。

屋外で屋根なしで飼育しているメダカ容器は、ほぼ全水量が雨水に変わってしまうほどの雨量だったところも多いのではないかと思う。

雨が降り続いている時には、作業は止めてしまいがちだろうが、「雨が降るかどうか?」より、気温、湿度、風速など、天気の回復の情報をいち早く知るようにして、小雨の中でも作業が不可欠な場合も多い。

今はスマホなどで住んでいる地域の気温、湿度、風速などをすぐに調べられる便利な時代!

メダカたちに餌を与える前に、今日の気温、湿度、風速、今週の天気の動向などをチェックしておくと大いに飼育の参考になる。

昨日の予報では横浜市は気温30℃になるという予報だったので、今朝は朝6時半起きで、ベランダに置いてあるメダカ飼育容器の水換えを昨晩から予定した。

今朝の天気予報では気温は27℃止まり!ちょっと安心をしたが、それでも湿度は80%を超えているので、早め早めの水換えに越したことはない。予定通り、10容器ほどの水換えをすることにした。

雨水が飼育容器に大量に入ることで、飼育容器内の水質は変化しており、特に水換えを一週間以上していなかった容器などは、メダカに大きなダメージを与えることも少なくない。

今年の1月に刊行した『一歩進んだ改良メダカ 育て方・殖やし方』では、グリーンウォーターの急激な水変わりの問題点や雨後の晴天となる天候の変化がメダカにどれだけダメージを与えるか?を書かせていただいているが、雨後の高湿度、高気温、無風の状態は最もメダカの飼育水の変化をもたらしやすいのである。

針仔を小水量で飼育している容器や10リットル以下の水量でメダカを多数飼育している容器は、部分水換えであってもやっておく必要があるだろう。元々がグリーンウォーターになっていた容器などは、長雨で植物プランクトンが死滅して、透明度が増すのだが、そういった状態になった容器も待ったなしで水換えすることが大切である。

飼育者が「まだいいだろう」と判断することが最も危険で、どんな飼育書にも書かれている言葉だが、「早め早めの水換え」を実践することがメダカたちを健康に育てる基本中の基本なのである。

こう高湿度だと飼育者は汗だくになる作業だが、飼育者はシャワーを浴びて汗を流せばいいだけ!メダカを状態良く飼育するなら、それは当然のことだと思うことも大切である。

餌を求めてやってくるメダカたち、産卵床に着いた卵の数が多いこと、針仔が順調に成長していること、飼育者が日常管理をしっかりとすることで、メダカたちはその姿、数で応えてくれるのである。

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