凍るメダカの容器

 一年の中でも最も寒い時期とされる大寒も過ぎたが、まだまだ寒波は日本近海に居座り、各地で大雪によるニュースも聞かれる。雪が降らないにしても、気温の低下や風などによって、自分の住む地域も朝方には容器に氷が張っていることも増えている。

 それほど氷の厚さはなく、日の光があたれば、午前中9時にもなれば自然と溶けてはいくのだが、浅い容器などでは厚みのある氷になっていることもある。

 水が凍るということは、当然、水温は0℃以下である。水面直下の氷漬けになっている場所は、この通りマイナスの温度になってしまっている。ここにメダカいれば、氷漬けになってしまって死んでしまう。浅い容器で飼っていて、今年の寒波で厚い氷が張ってしまい、中のメダカが死んでしまったという話も聞かれる。水面が氷に覆われていれば、その下の水が凍っていなくても、水温は0℃近くに下がっている。メダカの耐寒性水温は1℃程度とされており、こうした状況は生死に関わる。水深のある容器であれば、水面が凍っていても、深みにいればなんとか耐えられるという感じである。また、水面が完全に凍ってしまうと、水中への酸素の溶け込みも阻害されてしまう。凍りつかないような風通しの場所を考えたり、波板やスダレなどを使って、風よけの蓋をすることで凍り付くことを防止するように気をつけておきたい。


 早朝、NV-BOXの表面がうっすらと凍っていた。目を凝らすと水底にいるメダカが確認できる。この場所では日が当たり出せば8時過ぎには氷は溶けてしまう程度の厚みである。しかし、水温が10℃を切るような時期には、メダカは新陳代謝を止め、ほとんど活動をしていないのだが、上から覗き込まれることに反応し、バタバタと暴れてしまうこともある。そうした動きはメダカにとって大きな負担になるので注意したい。暖かな活動時期であれば、餌をもらえると寄ってくるメダカたちであるが、冬の時期はなるべくそっとしておいてやりたい。

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