埼玉県入間市にある『Medaker(メダカー)』、笠原真奈美さんの感性が作るメダカたち

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8月8日、『うなとろふぁ〜む』→“さっちゃん”とメダカ撮影をした後、次は埼玉県入間市にある『Medaker(メダカー)』さんでの撮影であった。ちょっと予定が押してしまい、しかも一般道が渋滞気味で、『Medaker』さんに到着したのは5時近くになってしまった(汗)

このロゴマークは、皆さん、ご存知だろう。

『Medaker』さんを訪問させて頂くのは、昨年の12月21日、三重の川戸博貴さん、ヨタロ〜さんと新狭山駅近くに泊まった後、ヨタロ〜邸でメダカを見せて頂いた後に、一度、寄らせてもらったことがある。冬の時期だったため、「多くの品種を繁殖させている!」という時期ではなかったのだが、その時、本来なら撮影させて頂きたいメダカがいたのだが、初対面、初訪問ということもあって、「また来ます!」とご挨拶させて頂いていたのである。

今年になって、コロナウイルスの影響でメダカ取材は大幅に縮小しなければならず、「また来ます!」が伸び伸びになってしまっていたのだが、ようやく今回、実現したのである。

『Medaker』初訪問の際、『Medaker』の笠原真奈美さんが、メダカ以前にバラをやっていたところに興味を持っていたのである。
植物のバラであるが、笠原さんの場合、ドイツやフランスから新品種を入手され、それを育てておられたそうで、自分も植物をアメリカやドイツから個人輸入していた経験があり、より良い品種、新しい品種を海外から個人輸入されていたというところで、メダカに対する探究心が容易に想像できたからである。

今回、最初に撮影させて頂いたのが、

笠原さんが煌とオーロラ系のラメを交配して進めている、ハウスネーム“煌蓮”であった。

体外光を伸ばしながら、色柄も入れている系統で、オーロラ系で体外光を持つメダカの難しい部分をしっかりと改良している系統にまとめておられた。

もう一つ、横見の撮影を担当していた東山君が撮影したのは、この尾ビレが欠損した個体であった。この個体は“緑光”ד鱗光”の交配から出てきたそうで、完全に尾ビレが欠除している。

メダカのヒレでは、背ビレなし、胸ビレなしがこれまでに知られていたのだが、尾ビレなしが画像で記録されるのは初めてかもしれない。

泳ぎに関しては泳ぎにくそうではあるが、普通に泳いでおり、しかも尾ビレが欠除した個体で雌雄が揃っていたので、次世代でどのようにこれが遺伝するか?は『Medaker』さんで確認される時が来るだろう。

“緑光”ד鱗光”では、もちろん、普通に尾ビレを持った個体も出てきている。

こちらは“黄光”のオレンジタイプとして進めている系統である。二番目の写真の個体がオスである。
今年はラメ系のメダカに注目が集まっているが、体外光を持ったメダカは、また注目されることだろう。体外光を持つメダカは、どこまで伸長するか?という点だけではなく、その幅広さも見ていくようにしたい。

こちらは、“はく君の緑光”と呼んでおられた“緑光”である。笠原さんは“緑光”系統も追究しておられるメダカの一つである。

ハウスネーム“ゼロ”である。松井ヒレ長(天女の舞)×幹之ロングフィンで作出された松井ヒレ長幹之ロングフィン体内光ということになる。
これは初期に笠原さんが作られた系統の一つである。

こちらは“緑光”ד黄光”である。

個人的に、惹かれたもう一つのメダカが、この松井ヒレ長“藍底緑光”であった。この系統は、静岡県浜松市にある『猫飯』の池谷雄二氏作のもので、それを分けてもらった笠原さんが、累代繁殖されたものである。外光の青味が強く、独特な色合いを放っていた。

こちらは“碧刀彩(へきとうさい)”のハウスネームで知られる幹之光体形で体内光を持った系統である。“碧刀彩”は埼玉県本庄市にある『彩鱗めだか』の清水昭紀氏作出のメダカで、笠原さんは清水氏から分けてもらった個体を累代繁殖されておられた。体内光を持つことで、幹之光体形も“梵天”と呼ばれる頭部周辺が光る個体になる。笠原さんの“碧刀彩”は、フルマクスにグアニンの輝きが乗ったメダカにされていた。

笠原さんのマニアックさ(笑)が表れたかな!?と思ったメダカが、この“灯”から累代繁殖を進めているメダカである。“灯”に関しては、昔ながらの“灯”そのものの色、姿をした系統も作っておられたが、その中から出てきたこういった個体も選抜して交配、タイプとして残されていたのである。

色的に地味な魚が多そうに思われるかもしれないが、この“烏城三色”ד深川三色”の三色メダカも作っておられた。「ちょっと今、痩せてしまって…」と言われておられたが、ここまで暑い気候下で餌をガンガンあげるという時期ではないので、また気温が安定した初秋に再訪させて頂いた時に再撮予定である。

最初に笠原さんのバラの話を書いたが、笠原さんにとってのバラの魅力を伺うと、「香りと色と形のバリエーション」と答えられた(汗)そして、樹形や樹高にもクセがあるところも面白かったと言われたのである。

バラの栽培でも、蕾が上がってきたり、虫から守ったり、薬を研究したり、肥料を研究したり…と難しく、コツと知識が必要という世界を10年間経験したと言われる。

笠原さんはメダカ飼育歴は7年だそうだが、バラの世界を経験されていることから察知して、「この人はメダカも作っちゃうだろうな!」と確信出来るところがあった。

『Medaker』は13時より営業、お盆休みも営業中だそうで、是非、お時間のある方は、出向いてみられてはいかがだろう?
笠原調のメダカをお楽しみいただきたい。

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