体の中に独特な光る部位を持つ体内光メダカ。他の品種同様に、体内光メダカでも体の短いダルマタイプが見られる。
内臓より後ろ、体の後半部の体内が青緑がかった蛍光色のような色合いに光るタイプのダルマ
体が短くなったおかげか、光る部位が凝縮されたようで目立つ姿をしている。
やや体つきに太みのある個体
蛍光の色合いはやや薄いが、体の幅は先の個体よりもあるので、体内光の部分がさらに短くまとまっていた。
これらの体後半部分が光るタイプはそれほどバリエーションはないが、全身体内光タイプでは、光り方もいろいろである。
全身体内光は、内臓を覆う腹膜部分も光ることから、頭の後ろから尾柄部まで全体的に光りが見える。
内臓部分から尾柄部まで黄色系の発色で覆われた個体
全身体内光でよく見られるタイプ。ダルマ体形になったことで、コロコロとした体全体が光って見える姿になっている。
腹膜部が部分的に光る個体
虫食いのような感じに腹膜が光るタイプもよく見られる。体後半の体内がしっかりと光っているので、前半と後半で光り方が異なる姿。
腹膜部の方が強く光っている個体
体表に黒の色素がでているため、体後半の光りがやや隠れ気味になってしまっているが、頭部に光りの乗る梵天と呼ばれるタイプになる。
体内光メダカはバリエーションが少なそうにも思えるが、よくよく見ていると、その光り方や色合いに違いが見つけられる。ダルマ体形の個体はチョコチョコと泳ぐ姿が可愛らしく、バリエーション探しと共にその動きも楽しんでしまった。