“鯖”メダカの稚魚
青みを帯びた輝きに包まれる“鯖”メダカ
全身体内光の血を持つメダカであるが、その青い鱗に覆われた体は体内の光りを隠してしまうほどにもなる。
そんな“鯖”も、稚魚ではまだまだ特徴はない。
体長5mmに満たない個体では、特徴はなく、他種と区別のつかない姿である。
5mmを超える程度になると、少し変化が見られた。
背に少しずつ、光るような部位がでてきた。尾ビレにも光りが見え、腹膜の周りにも色素が集まってきている。
体長8mmほど
やっと1cmに届くかという小ささだが、体はかなりしっかりとしてきた。背部の光沢や腹膜の輝きも強くなっており、ヒレの光りも強くなってきた。
上から見てみると
腹膜周りは青みがかり、体後半の輝きからも全身体内光由来が感じられる。そこに体表面に輝きが見えており、これからこの輝きが広がっていくのだと思われる。
肉眼では見づらいサイズではあるが、体の成長と共に色素もどんどんと広がっている。