二ヶ月ぶりにメダカの水槽写真を撮影!
『メダカ百華第8号』の原稿書き、編集作業も終わり、昨晩から印刷が始まり、ホッとしている。
そうすると、自宅で飼育しているメダカたちの水槽写真を撮りたくなる。もちろん、メダカの新刊用の撮影もあるのだが、それよりも、自宅の室内水槽で、好きな時間に好きなメダカの写真を撮れるって、これは長年やってきていることなので、ほとんど、自分の趣味みたいなもの!気分転換に最高なのである。
昨晩、撮影したのは、ブドウ眼のアルビノの光体形。これを違う品種と交配して2020年は多色化させたアルビノメダカを作ろうと思っているもの。
ブドウ眼とは、「真のアルビノ(グッピーではリアルレッドアイと呼ばれる)」と呼ばれるもっと薄桃色に反射する色合いではなく、角度によっては黒っぽい眼のように見えるアルビノのことで、「真のアルビノ」とは同じアルビノでも遺伝子が異なっている。
このブドウ眼アルビノのメスと
この“夜桜光体形”の名前でオークションに出品されていた、オーロラ系の多色の光体形の個体を交配するつもりである。
F1でアルビノが出てくる可能性はない(この“夜桜光体形”の名前のオスにアルビノ因子がないとして)が、まずはF1を50匹ほど育てて、来年の6月までにはF2の体色を確認したいと思っている。F2では、理論上のアルビノ出現率は25%ある。F1と親のブドウ眼アルビノのメスとをバッククロス(戻し交配)すれば、理論上のアルビノ出現率は50%に高まるが、この組み合わせはインブリーディング(近親交配)していくつもりである。
昨日はまだブドウ眼アルビノを群泳させていたので、ブドウ眼アルビノ同士での産卵行動を見ることができた。
多色のアルビノのついては、ブドウ眼アルビノが体色を出しやすいのか?「真のアルビノ RREA」が体色を出しやすいのか?まだはっきりとはしないが、先に垂水政治氏や池谷雄二氏が作られている、多色アルビノに少しでも近づこう!っていう魂胆である。