『家メダカ』来訪

7月に行われた『海月めだか』さんのイベントに参加されておられた『家メダカ』さん。その時は大盛況でご挨拶程度しかできなかった。そこで、直接お伺いさせていただいた。
最寄り駅から歩いて5分とかからない至近距離で、周りは完全な住宅街である。表通りから一本入る感じで、「ここにあるの?」と歩いていると、バケツとのぼりが目に入った。

その名の通り、ご自宅をフル活用されている。メインの販売コーナーは車庫用地をハウス用に改造されたものである。

中を見ると、様々なサイズの容器がびっしりと置かれていた。改良メダカを飼育している方ならば、ほとんどの方がそうだろうが、どうしても飼う品種は増えるものである。それが改良メダカの魅力でもある。『家メダカ』さんも「いろんな品種がいることをお客さんに見せたい」と、現在、100品種ほどを扱われている。ただ、お一人で管理されていることもあり、品種を増やしすぎるとキャパオーバーしてしまうこともお悩みである。
「場所がないから、大きな舟などは置けない。小型容器で数も限られてますから、ひとつの品種も多量には採らず、次々出しながら入れ替える感じです」とおっしゃる。

バックヤードには大型のゴミ箱を利用した容器があった。限られたスペースなので、少しでも水量を増やすように縦型のこのタイプに行き着いたそうだ。

導入した品種を殖やし、遺伝率や雌雄の出具合などを確認されながら店頭に出されておられ、販売容器には若々しいしっかりしたメダカ達が泳いでいた。「初心者の人だと、大きく派手なの欲しがる方が多いですけど、それだと楽しめる時期が短かったり、卵産まないこともありますから」と、若いメダカで成長による色の変化やしっかり卵を付ける様子を楽しんでほしいというお考えである。

メダカのお好みとしてはヒレ長とヒカリ体形をあげておられた。「形が変わるのはすごいことです」と、本来のメダカからは想像もできなかったヒレの変化を見せる品種に惹かれたそうだ。

松井幹之とオーロラ黄ラメを交配された松井オーロララメ

こちらはお好みのヒカリ体形でのスワロータイプ

幹之ヒカリスワローと黒鱗スワローを交配し、そこへさらにクリアブラウンスワローを交配された。

そして、色柄のお好みとしては赤黒だそうで、一時期、ブラックリム系統を集めまくったそうだ。ただ、10品種ほどを集めたのはいいが、見た目が一緒だったりするが混ぜることもできないしで、これもキャパオーバー気味になったと笑っておられた。

“優緋龍錦”


“黒龍姫”
こうしたブラックリム系統の独特な赤黒表現がお好きで、お客さんの人気も高いそうだ。

もうひとつ目を引いたメダカがいた。

“羆(ひぐま)”
ブラックリム系統の白体色。“乙姫”でも白体色が知られるが、この体色になるのはほとんどがメスであったが、“羆”ではしっかりと雌雄が採れていた。本来は、黄色っぽい頭に黒い体の表現からヒグマをイメージされたものだという。仲間の所にいたものを気に入って分けてもらったそうだが、これもお客さんの評判はよく、品薄状態であった。

「自分はメダカの楽しさがわかったので、それをお客さんに伝えたいですね」とおっしゃる。平日の昼にお伺いしたのだが、次々とお客さんが訪れており、新規の方からリピーターまで様々であった。前に連れ帰ったメダカの報告や採れた子供の話、これからの季節の飼育相談など、接客しながらも話がはずむアットホームなやりとりを感じたものであった。
『家メダカブログ』
https://ameblo.jp/yakuenniemedaka/

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