駿河らんちゅう会 第8回品評大会

9月の第二日曜日は沼津方面へ。駿河らんちゅう会の品評大会である。
ただ、この日は台風15号が静岡神奈川方面へ着実に向かってきていた。朝の新幹線乗り場もただならぬ雰囲気になっており、夕方以降の計画運休のお知らせがすでに出ており、帰りの心配を少ししたものであった。
しかし、日が昇るにつれ、暑さもどんどん増してきた。空を見上げれば、真っ青な空に積乱雲と夏空そのもの。本当に台風がくるのか?とも思える様子であった。

9時頃に会場入りしたが、すでに陽射しは最高潮。「暑いですねぇ」という挨拶がそこかしこで交わされていた。
受付が開始され、次々に魚が控え池に入れられていく。

中部の会としては早めではあるが、さすがに魚たちはしっかりと作り上げられている。中には当歳なのに二歳と遜色ないような大きさの魚もおり、「育ち過ぎちゃった。小さくなんねぇかな」などと笑い話しも出ていた。

当歳、そして二歳親と二箇所で同時に審査が進められていく。

二歳と親の部は休憩を挟み、同じ審査員の方が務められる。


親魚 東大関 加藤義行氏


親魚 西大関 吉村友良氏


二歳魚 東大関 山田裕良氏


二歳魚 西大関 加藤義行氏

同時に進められている当歳魚の部

さすがに数が違うため時間がかかる。今年は会場の配置の都合で、審査場にも陽が当たっており、休憩を挟みながらの審査であった。


当歳魚 東大関 村田祐則氏


当歳魚 西大関 鈴木和也氏

二歳、親、そして当歳の順に展示洗面器が埋まっていった。やはり当歳魚の注目度が高い。当歳が上がり始めると、一気に人が集まっていた。

そこからは魚談義の始まりである。仲間の魚を褒め称えたり、負けないようにしなきゃ、譲ってよなどと、様々な話題で暑さも忘れて楽しめる時間帯であった。

途中、パラパラッと雨が落ちる時もあったが、ほんの一瞬のことで済んでなによりであった。しかし、その分、陽射しは強烈で、やはり早めの撤収となっていた。8、9月の大会では、こうした措置をするのは魚にも人にも必要なことになるのだろう。すでに洗面器の水はお湯のようであった。

心配していた台風も、少々風が強まってはいたが、開催時にはほぼ影響はなかったのが幸いであった。早めの帰路についたが、それでも新幹線の混み具合はいつもよりひどい。誰もが早めの帰りを選んでいたのだろう。実際、この夜にはひどい荒れ模様になり、翌日に判明した各地の被害は相当なものであった。

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