メダカ オリジナル作り

メダカ飼育の楽しみのひとつに、交配による新たな表現の作出がある。
非常に多くの品種が紹介されているメダカ、その様々な色合いや姿がメダカ人気の要因でもあるが、そこから自分だけのメダカを作り出せる可能性も秘めていることから、新品種作りの楽しみもあるのである。
先日お伺いした阿部さんもメダカの魅力に「交配による楽しさ」をあげられていた。

こちらは2015年のメダカ百華2号で紹介させていただいた阿部さんのオリジナルメダカで“彩霞(さいか)”と名付けられた。

黄金ヒカリダルマ透明鱗を目指されて、金色がかった琥珀系のダルマメダカに白系の透明鱗メダカを交配したのが始まりであった。ダルマ個体も得られていたが、当時、しっかりとしたヒカリ体形で不思議な色合いに目を惹かれ、「これは横見で撮りたい」と、水槽で撮らせていただいたものである。

それから4年、今回撮らせていただいた姿

体の黒っぽさは不明瞭になり、ヒレなどの黄色みが増していた。

上見で見ると、黄金の感じもよく表れていた。
そして、お得意であるアルビノ化もしっかりと進められていた。

ヒカリ体形ということもあり、脊椎骨の曲がりなど体形を気にしながらの選別になる。元々、大量に採る方ではないのだが、しっかりと選別をされながら、オリジナル品種の作出を常に心掛けて楽しまれている。

違う品種を掛け合わせ、選別を重ねながら表現を固めていく作業は、地道で時間のかかるもので、思うようにいかなかったりと言うほど簡単なものではない。だからこそ、自分だけのメダカ作りの魅力はなんとも言えないものだろう。ぜひ、興味のあるメダカ愛好家には取り組んでもらいたいテーマである。

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