岡山錦鱗会 夏季品評大会

岡山錦鱗会の夏季研究会へお邪魔した。
東部から中部の会をメインに動いているため、全国大会を除けば、西部の会には数えるほどしかお邪魔していない。研究会とはいえ、タレント揃いの岡山錦鱗会、全国からの注目度の高い会である。気温と共に、集まった方々の熱気も相当なものであった。
晴れの国岡山である。しかも梅雨明けしてからは猛暑続きの中、「くれぐれも熱中症に注意」と言われ、始発の新幹線で岡山入りした。
最寄りの児島駅に降り立てば、そこはもう午前中とは思えない陽射しである。道路からの照り返しが、さらに暑さを強調させていた。しかし、会場はまったくの別光景であった。昨年の大会から使われるようになった「クルクルセンター」は、倉敷市がリサイクル推進のために設けた場所で、そこの芝生広場が会場である。

広々とした芝生広場で、その向こうは瀬戸内海である。遮蔽物がなく、海からの風が心地よい。もちろん陽射しは強いのではあるが、足下が芝生であることやテントで影ができるおかげで、思っていたよりもという状況であった。それでもいつも以上に水分は取っていた。それは周りの方々も同様。日陰があっても暑いものは暑い。


今回は、ひとり二匹までという制限が設けられたが、100匹以上の魚が集まっていた。それだけ皆さん、丹誠込めて作ってきた魚を、厳選されて連れてこられていた。
審査も順調に進んでいく。

昨年、飼育場を訪問させていただいた愛媛の三人衆は今回、審査員を拝命されており、朝イチはやや緊張されていた様子であった。魚を見る目はいつも通り真剣である。

審査員6名による点数出しで行われる。一次審査で上2匹は決まっていたが、六面審査をするために次点の洗面器内にいた5匹から4匹を選ぶために、再度の点数出しが行われた。

そして六面審査が行われた。審査員の方々は魚を見つめ、洗面器を囲み周りながら順位付けをしていく。

柏野会長が最終チェックを行い、ついに魚が展示場へと運び出されていった。

休憩のテント下にいた方々も一斉に洗面器周りへと集まってこられていた。


優等一席 村上暢彦氏


優等二席 村上暢彦氏


優等三席 藤原 繁氏


展示の洗面器はテントの下であったが、やはり気温の高さのためか、魚たちの動きも激しかったり、疲れてそうであったり、この暑さは魚にも人にもやさしくはないようであった。
今月末には、本大会が始まるところもある。今年も暑い中、熱い戦いが行われそうである。

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