暑さからメダカたちを守る方法 2
この夏の猛暑でのメダカを暑さから守る方法として、ブログ記事を書き続けることにした。
https://piscesbook.com/archives/13538
さて、続編であるが、浮き草は、水質の浄化に役立つ部分がある。しかし、浮き草の増殖は、水温が高く、水が汚れていると小さな容器なら一週間以内にメダカの飼育容器の全体を水草が覆ってしまうこともある。
そういったメダカの飼育水に手を入れてみると、水面を浮き草が覆っていることが遮光効果となって、水温が上がっていないことに気付くだろう。
「これはいい!」と思われがちなのだが、「暑さからメダカたちを守る方法 1」で書いたように、水面が空気と触れ合うことで水中に酸素が溶け込む部分を阻害してしまうのである。
そのため、浮き草は「多くても飼育容器の水面面積の半分以下」を目安にして、定期的に捨てるようにすると良い。
湿度が高く、無風で高温の時期には、浮き草に全面が覆われた容器内のメダカたちが全滅することもある。「水温が高くならないし、遮光効果もあるから」と浮き草を過大評価してはいけない。
ホテイソウも同様で、やはり、「多くても水面面積の半分以下」は心掛けておくと良い。