ヤフオクでの画像の盗用、無断使用による出品物
ヤフオクでのメダカの売買は、今年の6月以降、出品点数が異常に多くなり、先日は遂に出品点数が6,000点を超えている日もあった。今日は5,000点弱だが、ちょっと前なら3,000点以下だったことから考えると、メダカの人気が高いというより、「メダカは簡単に卵を産むし、ちょっとお小遣い稼ぎにはいいや!」ぐらいの考え方で出品する人が山ほど増えたということなのだと感じる。
今の時代、「趣味と実益」を追求することが容易になり、それ自体を否定するつもりは全くないし、出品しても入札がなければ流れるだけ、良いメダカを常時出品されている出品者は多くの人にウォッチリストに登録され、確実に良い魚が売買されているところもある。
しかし、お金儲けだけを考える出品者も間違いなく増えているようである。
先日まで出品されていたものである。
これは『メダカ百華第6号』の20ページに掲載した、『観音めだか』山田広美さんの“紅龍”である。“紅龍”の中でも非常に印象的な個体の一匹だったのだが、よりによって、この写真を本からスキャンニング、あるいはデジカメ撮影して、「この親の卵です」と出品している出品者がいたのである。
山田さんが友人から出品されていることを聞き、すぐに出品者に質問欄から写真の無断使用の件を伝えると、すぐに出品取り消しにされたそうだが、それが二度続いていたのである。それでも出品者IDの公表はされなかったのであるが…
今日はまた違う“紅龍”の写真を使って、再び、同一の出品者が「この親魚からの卵」として出品したのである。
この写真は、山田さん撮影の写真なのだが、
BE-PAL.NET:今週のメダカ vol.2 【紅龍】【紅観音】【紅龍錦】
小学館のビーパルのwebページの第2回目にアップした記事から写真を盗用したものであった。
この写真と
この写真を合成しているのである。
一匹は写真を反転させ、それぞれの角度を変えて、二匹の写真を作り上げたのである。
この切り抜きをスタンプで境界線が見えないように手を入れているのである。
山田さんと電話で話し、まずはビーパル編集部に電話を入れて、盗用されていることを伝えた。
すると、終了数時間前に出品取り消しがされていた。
山田さんの著作権、当社の掲載物の著作権、そして、小学館、ビーパルwebの著作権を侵害しているのである。
こういった出品者がいることで、せっかく活発な売買が成立しているヤフオクの信用度は落ちるのである。
こういった出品者は後を絶たないのだが、良好なヤフオクでの出品、そして入札、落札が行われ、出品者、落札者どちらもが気持ちの良い取引を阻害する出品者は、これからも出てくるのだろうが、メダカ愛好家の目で監視することで、こういった出品者がいなくなるように正すべきは正していきたいのである。
既にこの出品者の卵を落札してしまわれた方が数人いるようだが、残念なことである。
メダカの人気が高まれば、こういったマイナス要因も増えてしまうのだが、なんとかならないものか?と思ってしまう。
おはようございます。
残念なことですね。
今後もこのような事案はあると思いますのでID公表してもいいのかと思います。
しかしこのような方はID変更して懲りずに出品するでしょうね!
入札者のためにもID・出品地域は公表していただけますとありがたいです。