食虫植物ハエトリソウのつぼみ
食虫植物の仲間であるハエトリソウ
ハエジゴクやハエトリグサなどとも呼ばれる。春先ぐらいから園芸店などで見られるようになる。
我が家にも多肉植物の間にハエトリソウがいたのではあるが、冬場には悲しい姿になっていた。しかし、意外な丈夫さもある。
完全に枯れてしまったように見えても、根の部分が残っていれば、気温の上昇と共に活動を開始する。
枯れた葉の間から、ちょろっと新葉が現れた。
枯れてしまったように見えても、根は寒い冬の間は休眠しているのである。ただし、その間もある程度の水分は必要である。完全に乾かしてしまうと、さすがに根も死んでしまう。
葉の数を増す中、ちょっと変わった形の葉?が出てきた。
実はこれは葉ではなく、つぼみになる。
伸びていくと、つぼみらしい姿になる。
ハエトリソウのつぼみは、株からだいぶ離れた所で開花する。花粉を風に乗せやすくするためか、はたまた花に来る虫を捕虫する葉から離すためか。
先端のつぼみは、株から30cm近く離れることもある。
つぼみになってから数日、開花が楽しみである。