『阿波めだかの里』さんからの灯(A・KA・RI)×紅薊のF1

昨日、今日は、横浜が気温が上がらなかったので、自宅でメダカの世話と撮影に勤しんだ。

自宅で飼育しているメダカは、その多くがヤフオクで落札したメダカたちで、あまり他の人に注目されそうもないながら、将来が楽しみそうなメダカを探して入札している。

その中で、繁殖して面白そうなメダカとして、『阿波めだかの里』さんが出品されていた、「灯(A・KA・RI)×紅薊のF1」を落札していた。

“灯(あかり)”は発表から多くのメダカと交配され、今では“灯”由来の体外光を持つメダカ作出など、様々なメダカに血統が交配されてきた系統である。“灯”については、『メダカ百華第3号』、そして『メダカ百華第5号』で紹介させて頂いている。

こちらは、『メダカ百華第6号』で紹介させて頂いた、「“紅薊(べにあざみ)”、“乙姫(おとひめ)”血統の持つ可能性」を書かせて頂いたページである。その“紅薊”と“灯”を、“灯”を作られた『阿波めだかの里』で交配されたF1となると、見逃す手はないのである。

黄色味の強い基調色を持った個体。光体形。

グレイ体色の個体。体外光持ち。光体形。

紅薊特有の朱赤色が強く現れた個体。わずかに体外光持ち。光体形。

黄色体色の強い個体。光体形。鱗の黒色の発色が面白い個体。

落札したF1個体たちである。F1は純系同士の交配であれば、表現はそうバラけないのだが、“紅薊”にしても“灯”にしても、まだまだ固定された品種ではないところがあり、このような表現のバリエーションを見せているのだろう。

ただ、F1にするまでには3ヶ月以上がかかり、その期間を省けることはかなりありがたいのである。

F2では更に出てくるバリエーションは多くなるのは間違いないのだが、その中から“紅薊”と“灯”の特徴を兼ね備えた個体が出てくる確率はF1とは違って、かなり高いのである。

「異品種交配の結果はF2から」それが定石である。

このまま一ヶ月ほど越冬状態を保ちながら、3月から採卵する予定である。F2でどんなメダカが出てくるか?楽しみでたまらない!

『阿波めだかの里』さんのヤフオク出品魚のチェックは以下のアドレスから!
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/amns2016

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