埼玉県の『メダカワールド』小熊孝則氏の進める交配系統のひとつで、まず“小町”דあけぼのラメ”の交配を累代し、F4世代になってハウスネーム“紅雲(こううん)”とつけられた。

 “あけぼのラメ”は岡山県の小寺義克氏が作られた非透明鱗三色の系統で、小寺さんが第五回鑑賞メダカ品評会に出品され、敢闘賞を獲得された個体の直系を小熊さんが維持されていた。“あけぼの”のしっかりとした墨や朱色を受け継ぎ、顔つきからも“あけぼの”の雰囲気を感じさせる。

 “小町”は愛知県の小野久仁雄氏が作出された非透明鱗の紅白メダカになる。明瞭な紅白柄の表現を持ち、紅白メダカの普及に大きな影響を持ったメダカで、体外光の表現も持っていた。その体外光が明瞭な三色柄の上にしっかりと表現されたのが“紅雲”になる。
 両品種からくる朱赤の表現は濃く、墨に体外光が揃った『メダカワールド』の新たな三色ラメ体外光として2022年になってハウスネームがつけられた。

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