錦蘭会 第100回秋季品評大会 兼 第六回日本らんちう協会西部本部大会

2018年10月7日、大阪府豊中市にある服部緑地公園ウォーターランドを会場に、錦蘭会の第100回品評大会と第六回日本らんちう協会西部本部大会が共催された。

先日、こちらのブログでも書かせていただいたのだが、この錦蘭会の第100回秋季品評大会を迎えることは、自分にとっては、日本らんちう協会全国大会よりも何より大切にしていたことだった。

前日の準備は、遅れての来場になったのだが、西部本部大会、錦蘭会の前日準備はいつも早く終わってしまうのである。

私が担当させていただいたのは、この大会役員の一覧を貼り出すこと

やはり西部本部、錦蘭会の役割分担は来会者に広く知って頂きたいと思っていたので、力を込めて作らせて頂いた。魚係と言う言葉は広く使われているのだが、その会を代表する魚を扱える人だけが行える役だし、いずれの審査員予備軍もこの魚係を経験していくものなのである。

朝の9時半頃から続々と出品者が集まってくる。中国地方、四国地方、九州地方、そして地元、近畿地区の会員も続々と来会された。

本部席内では、審査員会議が開催された。総本部審査員に加え、西部本部審査員がずらりと揃い、この日の審査方法の統一が伝えられた。

西部本部、錦蘭会を一般社団法人という歴史も伝統も重んじない輩の悪巧みから守り続けてこられたのが西賀一郎西部本部長、小林保治錦蘭会会長、古江輝美西部本部副本部長であった。この三人のご苦労とご尽力はしっかりと見せて頂いてきた。

らんちゅうという魚は人気があることから、金銭欲の強い人もいるのだが、愛好会、組織を乗っ取って、会費等を自分たちのものにしようという考え方を持つ悪人は時代のそこここで出てくるところがある。すでに別組織は風前の灯となっているのだが、愛好会はごく一部の悪人がコントロールできるものではない。やはり会員があっての愛好会なのである。「会員のために」行事を考えるか?「自分たちの金銭欲のために」行事を考えるか?どちらが正しいのかは誰でも簡単に判断できるものである。

この三方も今日、第100回目の大会を感慨深く迎えられたことだろう。

いよいよ、開会である。第100回の記念大会を迎えた小林保治錦蘭会会長の挨拶から始まった。

そして、西賀一郎西部本部長が晴れやかなこの記念大会の祝辞を述べられた。

今回、記念大会ということで来会された、らんちゅう宗家より石川正彦氏が祝辞を述べられた。

そして、錦蘭会の100周年を来会者と共に祝うために、矢作雄一日本らんちう協会東部本部長も祝辞を述べられた。矢作本部長が会長を務められる横浜観魚会も100回大会を経験された愛好会で、100年という途方もない愛好会の歴史に華を添えられたのである。

西賀本部長、小林錦蘭会会長もこの時は感慨深い時間を過ごされたようであった。

審査は5部門を3グループの審査員で行われた。

審査は順調に進み、第六回西部本部大会の当歳魚の部から入賞魚が展示洗面器に上がり始めた。

第六回西部本部大会 当歳魚の部 東大関(環境大臣賞) 西口武志 大阪

第六回西部本部大会 当歳魚の部 西大関 武下喜一 愛媛 

第六回西部本部大会 当歳魚の部 立行司 児子敏雄 岡山

第六回西部本部大会 当歳魚の部 東取締 真島恵介 佐賀

第六回西部本部大会 当歳魚の部 西取締 清水正雄 山口

そして、錦蘭会の当歳魚大の部が上がり始めた。今回、錦蘭会の当歳魚大の部は出品数も多く、激戦の部門となった。

第100回錦蘭会 当歳魚大の部 東大関(文部科学大臣賞) 田中茂規 岡山

第100回錦蘭会 当歳魚大の部 西大関(国土交通大臣賞) 川村和己 高知

第100回錦蘭会 当歳魚大の部 立行司 西口武志 羽曳野

第100回錦蘭会 当歳魚大の部 東取締 大久保克己 倉敷

第100回錦蘭会 当歳魚大の部 西取締 平田哲也 徳島

そして、今回、錦蘭会の大会と西部本部大会の合同となった二歳魚が上がり始めた。

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 二歳魚の部 東大関(国土交通大臣賞) 谷澤清隆 香川

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 二歳魚の部 西大関 中川靖裕 京都

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 二歳魚の部 立行司 東 秀明 福岡

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 二歳魚の部 東取締 東 秀明 福岡

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 二歳魚の部 西取締 辻 敏秋 和歌山

次にやはり合同開催となった親魚の部が上がる。

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 親魚の部 東大関(総務大臣賞) 徳力洋一 大阪

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 親魚の部 西大関 岩下孝広 広島

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 親魚の部 立行司 川村和己 高知

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 親魚の部 東取締 藤原 繁 広島

第六回西部本部大会兼第100回錦蘭会 親魚の部 西取締 細川 悟 大阪

そして最後に錦蘭会の当歳魚小の部が上がった。

第100回錦蘭会 当歳魚小の部 東大関(総務大臣賞) 川本智祥 松山

第100回錦蘭会 当歳魚小の部 西大関(環境大臣賞) 杉本貴史 兵庫

第100回錦蘭会 当歳魚小の部 立行司 西岡 啓 堺

第100回錦蘭会 当歳魚小の部 東取締 濱田英明 那智勝浦

第100回錦蘭会 当歳魚小の部 西取締 大柄育生 玉野

合計80匹の役魚の撮影を終え、ホッとするとともに、会場で入賞魚を観覧する来会者の笑顔を見ているとこちらも和んでくる。

故光田 実会長との約束、「第100回大会まで『金魚伝承』を続けます!」といった言葉を実現できることになり、今回は撤収の最後まで近畿地区の皆さんと会場にいることが出来た。

その晩は姫路に宿泊したのだが、疲れているはずなのに、西賀本部長から「お疲れさん、世話になったな!」という電話を頂けた。

来年以降、錦蘭会はまた新たな歴史を積み上げることだろう。その一年、一年の積み重ねが100になったこの年に参加できたことを素直に嬉しく思った。

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