暑いけど、メダカ導入
一時期の記録破りな暑さが少しは収まったかと思ったが、ここ最近はまた最高気温のニュースが増えてきている。
多肉植物などの解説でも、「夏場は午前中早い時間の陽射し程度で…」といった具合に触れてきたが、今では午前中でも強烈な陽射しである。
夜のうちに日除けをしっかりしておかないと、容器の置き場所によっては早い時間でも水温はとんでもないことになるので注意したい。
そんな中メダカが到着
通販や配送で届くメダカは、多くがビニール袋にパッキングされ、発泡の箱に梱包されてくる。発泡の箱は断熱性が高いので、炎天下に置いていたりしなければ、中身はそう暑くはなっていない。
メダカを入れる容器の場所によるが、日の当たる場所や屋外の容器では、水温は上がっていることだろう。梱包されたビニール袋の中とは温度差が大きい場合がある。
そのため、すぐに開けることはせずに、袋のまま容器に20分ほど浮かせて温度を合わせるようにしたい。
容器の水には1リットルにつき5グラムほどの塩を溶かしておくと、検疫やメダカの旅疲れからのストレスの軽減に役立つ。
健康なメダカは容器に開けられるとのびのびと泳ぐ。その様子を見ているのも楽しいものだが、この場所のように陽当たりのよい置き場では、よしずなどの日除けを設置しておきたい。
吊り下げたり、立てかけるなどして、一部に日陰を作るだけで水温上昇の対策になる。
また、置き場所の地面がコンクリートやタイル敷きの場合も注意したい。こうした場所では、地面からの輻射熱で容器は底から暖められてしまう。
そのような場合は、容器と地面の間にすのこを敷くなどして、容器を地面から離すとよい。もちろん、日除けもしっかりとする。
メダカを飼育していると、新たなメダカを導入したり、卵を産んでという具合に容器もどんどん増えていく。少しでも置ける場所をと誰もが探しているだろう。見つけたスペースは、しっかりと有効利用したい。