1st. All Japan Medaka Championship 第一回　日本改良メダカ選手権

2023年3月末刊行予定で、『メダカ百華第15号』の編集作業を始めている。

昨年11月に『サバンナ』で開催された『透明鱗三色 Grand Prix』の入賞魚と全出品魚を4ページで紹介！

昨年9月に新潟県長岡市で開催された『第一回新潟県改良めだかNo.1決定戦』の入賞魚を4ページで紹介したページである。

昨年9月に垂水政治氏を始めとするJMUと天野雅弘氏を始めとするJMSが品種別に優劣を競った『ガチバトル』の全出品個体を8ページで紹介！

『メダカ百華第14号』で8ページ増ページをしたのだが、『メダカ百華第15号』では、更に8ページの増ページとなった。

今年も3月からは毎週のように全国のどこかでメダカイベントが開催されるようで、各地で多くの出展者を募っているようだ。
それだけ多くの人がメダカを販売する側になったということなのだろう。

メダカの人気が高いのは、もちろん、手軽に小遣い銭を稼げそうだという部分も一役買っている。

しかし、メダカを本気で交配し、新しいメダカを作っている人たちの中には、そういった部分にあまり興味がなく、一年、二年という月日をかけて、オリジナル系統を作ろうという人も少なくないはずである。

販売を主目的にすると、「売れる品種をいち早く作る」ことが優先され、その結果として、「売れない品種は止めていく」動きにつながる。

それって、これから長く続いていかなければならないメダカ界にとっては、決して良いことではない。

そこで、メダカを本気で作っている人たちのモチベーションを上げる、名誉の部分をくすぐるイベントは不可欠である。効果的で影響力があるもの…それをここ数年間考えてきた。

そして決定したのが、今年の10月開催として、『第一回　日本改良メダカ選手権　1st. All Japan Medaka Championship』を開催するつもりで動き始めた。

従来の品評会とは、出品部門数も多く、出品魚数も多いメダカの品評大会を作っていこうと思っている。

主催団体はなしで、全国各地のメダカ専門店の協力のもと、35〜40部門での品評大会とする予定である。

部門としては、今後、より詰めて発表していく予定であるが、どの品種であっても勝てる機会が得られる部門にする予定である。

審査員は20人から30人を予定、各部門の1〜3位、そして、審査員特別賞など、入賞された方が本当に喜べる品評大会にする予定である。
そこから得票率でトップ10を選び、審査員に順位付けの審査をしていただき、総合優勝魚、総合2位、総合3位が決定する方式で進める予定である。賞状は、特製の証書フォルダを使い、写真と賞状をセットで贈呈することは、昨年『Medaker』開催で行った『シャンパンゴールドラメF1グランプリ』、『第一回新潟県改良めだかNo.1決定戦』、『サバンナ透明鱗三色 Grand Prix』で入賞された方に喜んで頂いているので、今回ももちろん、それをお渡しする予定！

多くの入賞魚だけでなく、全出品個体を撮影する予定で、入賞個体はもちろん『メダカ百華』に！全出品個体は専門の小冊子を作る予定である。もちろん、ピーシーズ以外の出版社にも連絡するつもりである。

『メダカ百華』で掲載させて頂いた方、一昨年、昨年の兵庫県三木市で行われた『わかばめだかとゆかいな仲間たち』で出展くださった方、抽選販売に魚をご提供くださった方などを中心に全国各地のメダカ専門店、メダカブリーダーの方々、メダカ愛好家の方々の協力の元、真剣勝負の中にも楽しさ、ワクワク感のある品評大会に出来ればと思っている。

是非、皆さんも出品魚作り、出品魚の育成に「チャンピオンシップに出そう！」という新たなモチベーションも加えて頂き、2023年のメダカ作りを楽しんで頂きたい。

決定事項などは今後、随時、リリースしていく予定！