2019年の春に愛知県の小野久仁雄氏がリリースした非透明鱗紅白の“小町”

 青森県の對馬義人氏の作られた透明鱗紅白“凛音”に“煌”の紅白や黒幹之からの派生個体などを交配し、選別淘汰を繰り返すことで紅白体色のメダカを作り上げた。

 紅白体色は他の観賞魚でも人気は高く、もちろんメダカでの多くの人が好む姿であったが、それまで流通量としては多い品種ではなかった。小野さんは浜松の(株)清水金魚の市場へと出荷されており、今ではまとまった数の紅白が競りの場で見られるようになっている。

 リリース直前に見せていただいた時点で、すでにラメや体外光を持つ個体もわずかながら見られたが、リリースから3年、“小町ラメ”や“小町体外光”もまとまった数で出荷されるようになっている。

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