私的、2021年メダカ繁殖の楽しみ Example-2

自宅で飼育しているメダカを見せることって今まではしてこなかったのだが、今年は久々に真面目にメダカを繁殖させていこうと思っている(今だけかもしれないが…)

メダカの繁殖方法は、1対1のペア採り、オス1匹、メス複数での採卵、グループでの採卵が主流であろう。

今日、紹介するのは、まず、グループ採卵して次の世代で更に質を上げようと実践している方法である。

品種は“夜桜”、魚は岡山県の『砂川めだか』、狩屋英佑氏から、昨年の8月に送って頂いた魚である。狩屋さんの飼育ばにお邪魔させて頂いたのは、『メダカ百華第8号』でのこと!その時に撮影させて頂いた“夜桜”が“オーロラ黄ラメ”などと共に印象的だったのである。

元来の“夜桜”らしい個体

“夜桜ゴールド”タイプの個体

こちらも“夜桜ゴールド”タイプの個体

黄色色素に朱赤色が蓄積するタイプの個体

以上の4匹が産卵させているグループのオス4個体である。

“夜桜”は、愛媛県西条市在住の垂水政治氏作出のラメ光沢を持つ鱗を持ったメダカである。

“黄桜” (黄幹之)とオーロラ幹之の交配によって得られたものの中から、ラメ光沢を持つ鱗を増やす選別淘汰、累代繁殖によって作られた系統である。
“黄桜”は、幹之の血統が入っていない非透明鱗 二色、三色に幹之W光を交配、さらにアルビノラメヒカリを交配して、黄色と白の二色体色のものに垂水氏が繁殖したもの。

“夜桜”は、やや暗灰色の黒味のある基調色にラメ光沢が入るメダカで、呼称の良さもあって、多くのメダカ愛好家に注目された。“夜桜”は基調 色が黒灰色のものを基本としていたが、各地の愛好家が繁殖させているうちに、黄色味を表す個体も出現し、今では、黄色を持った“夜桜”が“夜桜ゴールド”などと呼ばれるようになり、その多色さから人気が高まった。

基本となる基調色が黒灰色のものを維持しつつ、その変化を楽しむようにしたいと思っていた自分にとっては、狩屋さんの“夜桜”は最適だったのである。

“夜桜ゴールド”タイプの個体

“夜桜ゴールド”タイプの個体

元来の“夜桜”らしい個体

“夜桜ゴールド”タイプの個体

元来の“夜桜”らしい個体

“夜桜ゴールド”タイプの個体

メスはこの6個体で、合計10匹で採卵中である。

リセットから二週間が過ぎ、今日、産卵用モップを交換、卵が付いている産卵床を36cm水槽に移した。水槽にはもちろん、エアーレーションを施し、産卵床周辺の水が廻るようにしておいた。

夜には一匹目の仔魚が浮上した。明日から楽しみである。

このグループ採卵なら、メスが6匹いるので、盛期になれば、1日に100個の卵も可能である。グループ採卵の欠点としては、「数は採れるが、表現はバラける」という点だが、「自分の魚作りはF1から」、「F1から狙った表現の雌雄を選ぶ」ことが大切である。この“夜桜”は狩屋氏が作られてきた系統としてある程度はまとまっているので、しっかりと稚魚を育て上げて、出てくる表現を楽しみにして、代を重ねていくことを楽しみたいと思っている。

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