『武州めだか あんどう観賞魚』訪問

 埼玉県『武州めだか あんどう観賞魚』へお邪魔した。主に埼玉県の加須市場や浜松の清水金魚へ出荷されている生産業者になる。以前、東京練馬区の観賞魚問屋(株)クロコで、加須から仕入れてきたメダカの中に綺麗な“緑光”がおり、その出品者名が『安藤』だということを見たことがあった。その後、清水金魚の市場へ出かけていた際、お見えになっていた安藤さんとお会いすることができた。お話を聞いていると、なんと過去に当社の本に協力者としてお名前が出たことがあるというではないか!? 後から調べてみると、楊貴妃やタイリクバラタナゴなどの本に安藤さんの魚を掲載していたことがわかった。
 昨年10月から『武州めだか』として本格的に動き出された安藤さん。それまでに錦鯉や金魚、メダカにタナゴなど多くの観賞魚の飼育経験があり、10年ほど前からネットオークションに出品されており、その出来映えを気に入り、当社の森が購入、撮影して掲載していたのであった。

 こちらは『武州めだか』のハウス

 15×9mサイズで、手前のハウスには左右にジャンボダライが並び、中央はNV-BOXが単管パイプで二段に組まれ、約200個の容器がフル稼働していた。

 
 中央のBOX容器群には、回収された産卵床が入れられる。産卵床は自家製で、フロートの下に毛糸がモップ状に束ねられている。そして、どの容器にもしっかりとエアーレーションが施されていた。

 画像でもわかるが、エアーの出は強めである。その流れの中で、モップの隙間を元気に泳ぐ数多くの針子を見ることができた。

 毛糸のモップはろ過バクテリアが付きやすく、エアーを入れることで水質浄化にも役立つ。様々な観賞魚の経験をお持ちの安藤さん、水の状態をしっかりと把握し、この環境で針仔を幼魚サイズへとしっかり育てられていた。

 現在は約60品種のメダカを扱われている。「ラメ系の人気が高いので意識してますね」と、市場の動向を見ながら様々な品種に取り組まれている。

 “サファイア”

 “凛華紅白ラメ体外光”

 “鯖の極み”

 “黒百式W光”

 “松井ヒレ長五式”

 そして、“シャンパンゴールド”からクリーム体色タイプを固定化したオリジナル系統

 ラメの入り方もよく、ハウスネームを思案中であった。

 近々、左のハウスにも容器が並ぶそうで、さらには奥の土地も整地作業に入っており、本格稼働すると今の数倍の規模になるだろう。その際には、また見せていただくのが楽しみであった。

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