メダカの不調
朝晩などは涼しく感じる陽気になったものの、日中はまだまだ強い陽射しが残る。もう10月だというのに、気温の変動が大きいという状況で、気温の差は当然、水温にも影響してくる。水温差は水質にも影響し、さらに台風などで気圧の差もできると、水質の悪化などを引き起こし、メダカの体調にも影響するようになる。今まで以上に状態のチェックをしっかりと行いたい。
青水だったところが透明になったりと、天候によって水環境が左右されるので、そうした変化をした際にはすぐに水換えなどの対処をするのだが、そうした移動をした際にプラスチックケースなどで横見の観察をしてみるとよい。調子を崩したメダカを見つけやすい。
ヒレを閉じ気味にしているメダカ
水質の悪化や環境変化によって起こりやすい。屋外で飼育していたメダカを室内水槽へ移動した際などにも出る。入っていた水が大きく変わったり、屋外ではある風による空気の流れが室内ではなくなることなども水質に影響する。
こうしたメダカを見つけた場合は、汚れを取り除く水換えをしっかりと行い、0.5%濃度になる程度に塩を投入するなどして経過観察をする。
対処が遅れると、どんどんと痩せていってしまうこともある。病気というよりは環境による要因が大きいので、日々の観察をしっかりと行い、定期的な水換えなど、基本的な飼育をしっかりとすることで予防に務めたい。