メダカ 室内の稚魚

毛糸を使った産卵床で採った卵を室内管理。最近の気温ならば、約10日もすれば、卵からフ化して稚魚たちが泳ぎ出す。

ただ、室内での管理の場合、注意したい点がある。特に風通しの問題である。屋外であれば、風を感じないほどでも空気の動きがあるため、その影響で水面から酸素が取り込まれたり、水の動きにつながったりするのだが、窓がなかったり開けていない室内では、その風がなくなってしまう。特に最近のような雨の後に気温があがり、湿度の高い蒸れたような状況は著しく水の悪化を進めてしまう。そうなると、卵や稚魚へ大きな悪影響が出るどころか、悪くすれば死なせてしまうことにもつながる。窓を開けたり、小型の送風機を使うなどして、室内の空気が澱まないように注意しておきたい。
屋外では、止水で飼育している場合の多いメダカであるが、それは容器が大きかったり、外気が水面に触れることで事なきを得ていると言える。小さな容器や風の影響を受けない室内では、エアレーションをすることも有効である。

毛糸の産卵床の中に入れるような感じで、弱くエアレーションをしている。これで水面を動かすことができるし、毛糸にバクテリアがつくことで、水質維持にも役立っている。エアー分岐用のコックなどを用いれば、ほんの弱く出す程度でよいので、いくつもの容器に対応できる。

エアーを入れていないなど、水面が動いていないと、油膜が張ってしまうこともある。

見えづらいが、油膜によって気泡が割れずに水面下にとどまっている。水面に油膜が張ると、水中への酸素供給が極端に悪くなり、水質悪化を進める。稚魚用の人工飼料は非常に細かく、通常は水面をさーっと広がっていくが、油膜のある状態だと広がらずにあるので、餌を入れてみて、その広がり方を観察してみるとよい。

フ化して間もない稚魚たちは非常に小さい。細かく散らばった餌を一生懸命に食べて、育っていく。

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