セントポーリアという魅力的な鉢花 5
メダカ撮影をしながら、日々、花を見て癒されていたりする。
「お前が花かぁ??」とよく言われるのだが、私だって花ぐらい育てるのです(汗)
“フロステッド デニム Frosted Denim AVSA Reg#8513”
これは自分の好きな紫系のセントポーリアである。
自分がセントポーリアを栽培するようになったのは、日本のスミレからである。セントポーリアはアフリカスミレとは呼ばれているが、スミレはスミレ科、セントポーリアはイワタバコ科で同じ仲間ではない。言葉としてのスミレつながりというだけである。
私が動植物専門のフォトライブラリー勤務をしていた頃、当然、水生生物中心の分野が自分の担当だったのだが、それだけではいけないので、植物も勉強して担当を分担することになった。上司に、「植物の中では何が一番、種判別が難しいか?」と聞くと、その中にスミレがあった。「それでは!」と早春に丘陵地域に行って、自生するスミレの仲間を観察していたのが懐かしい。
セントポーリアの花を本か何かで見たのがきっかけで、それから自分の中では魚類、水生生物以外で初めて熱中してセントポーリア栽培を始めたのである。
“ロブズ・ブーンドックル Rob’s Boondoggle”
ミニ種と呼ばれる小型のセントポーリアである。
“ロブズ・サースパリラ Rob’s Sarsparilla” こちらはセミミニ種と呼ばれる種類。
また、30年ぶりぐらいでいきなりセントポーリア栽培を再開したが、今回は、少しゆっくりと楽しんでいくつもりである。
これは近所の園芸店で一鉢298円で購入した小型品種。名前なしで販売されていたのだが、これを育てながら、品種名を調べていく作業も面白い。
葉挿しで比較的、容易に殖やせるのも楽しいのだが、どんどん鉢数が増えてしまい、置き場所に困るのがたまにきずなのだが、それはそれでアルミの棚でも買いたくなれば、その時に考えればいい。
今は季節もセントポーリア栽培に最適な時期、メダカの飼育をしながら、お気に入りの品種が開花するのを楽しみに待っていたい。