多肉植物 パキフィツムの開花

パキフィツムは、属名の由来になっている厚みのある葉が特徴だが、その葉姿はバラエティに富む。基本は卵を横にして潰したような形の星美人であるが、それを元にした園芸品種が多く作られている。それらに○○美人という呼称がつけられ、ある意味収拾がつかないくらいつけられている印象もある。日照条件や水分量などでも葉姿は変わってしまうこともあり、個々の判別がしづらい場合も多い。

状態のよい株では、葉の表面が非常に細かな白い粉状物質に覆われる。陽の光が当たると青白く見えるようで美しいが、この粉は指で触るなどすると簡単に剥げてしまうので注意したい。

ふと気づくと、まるでバナナの房のような花芽を出していた。これが開花までえらくヤキモキさせられた。房はそのまま、どんどんと伸びていき、葉から7〜8cmほども離れた。そして、花を見ることができたのは、つぼみを確認してから、ひと月近く待たされたものであった。

それでも開花した花は、待った甲斐がある美しさであった。
多肉植物の仲間は、独特な葉姿を楽しむものが多いが、こうした見事な花を咲かせて楽しませてもくれる。ちょっとしたサプライズ的なイベントであった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です