メダカ 室内で餌やり
たまに昼間は暖かくなるものの、朝方の気温は10度を切るようになった。当然、水温も朝には一桁台になっており、メダカの活性も落ちている。昼近くになれば陽もあたり、水温が上がって餌を食べだすが、その頃にはもう出かけてしまっている。なのでメダカを室内の水槽へ移動した。
室内では、まだヒーターなどの加温をしなくても、20度近い水温を維持している。
そんな中ではメダカたちは活発に餌を食べる。冬はシーズンオフではあるが、室内であれば、水温や照明時間の調整でメダカの繁殖までを楽しむことができる。
ただし、水量の少ない容器などの場合は、ろ過器をつけたり、エアレーションをするなどしたい。屋外と比べると風がないなど空気の動きが悪いので、屋外飼育から切り替えた後に調子を崩したりするので注意したい。
このメダカは琥珀光
古くから知られる品種で、好きな品種のひとつだが、綺麗な個体を見る機会が減ってきている。なので、自分で殖やして維持したいと思ってはいるのだが…
水槽で横から見ると、上見では気づかなかった問題が見えてくる。
体はよい感じだが、尾ビレの光体形らしい菱形がバランス悪い。やはり真ん中にきてほしいところ。
こちらは体のバランス
背ビレから前がやや短いのか、違和感のある体形である。
これは背ビレ前のへこみ
光体形の背なりによく見られるが、やはり頭から背ビレまで綺麗なラインにしたい。
そして光体形で一番やっかいな骨の曲がり
脊椎骨が波打つように曲がっている。それなりにまっすぐでも、尾柄部の所でくいっと下に曲がっていることも多い。
こうした特徴は遺伝してしまうので、次世代の種親からは外さなければならない。上から見ているだけでは気づかないことも多い。種親にするメダカは、横からもチェックしたいものである。