モップの卵 遅めの収穫
最高気温がニュースになる毎日、さすがにこの温度ではメダカたちにも影響が出る。
黒い容器で陽のあたる場所に置いていると、魚が死んでしまう水温にもなる。よしずをかけたりと、日陰を作ってやるようにしなければならない。
こうも水温が上がると、産卵を止めてしまうこともあるので、いつもの具合に産卵床を見ても、卵が少ないこともある。水温が高ければ水の痛みも早まるので、こんな状況ではしっかりと親の管理もしておきたい。
さて、この毛糸を使った産卵モップ、仕掛けてから8日ほど経ってしまっていた。
毛糸を掻き分けて見ると卵は確認できた。
ただでさえ水温が高いのに、これだけ時間が経っていれば、はじめの頃に産み付けられた卵はフ化しているはず。
別の容器に取り出すと、すぐに仔魚が泳ぎ出していた。
一週間以上産み付けられていたなら、産卵時期の差で最後に産み付けられた卵とはだいぶ仔魚の大きさに差がついてしまう。こうなると後からの仔魚が先に生まれた仔魚につつかれたりもするので、サイズ分けをした方がよい。
なので卵のうちに発眼卵とそうでない卵を分けようとしたのだが…
思ったほど卵が付いていなかった。
発生の差もそれほどないので、設置初期は産まれていたものの、後半は高温などにより産卵が止まっていたようだ。
そうしている間にも次々とフ化していた。
さて、メダカどころか人にもツライこの気温、まだ7月というのにどうなることやら。