ウーパールーパーの子供
数年ぶりにウーパールーパーを迎え入れた。
神奈川県の川魚の養魚施設や淡水魚、金魚メダカなどを扱う卸業者『さがみ水産』で繁殖されたウーパールーパーの子供をわけていただいた。
メキシコに生息する有尾類で、野生個体はワシントン条約で保護されており、流通するのは養殖された個体になる。アホロートルという正式名称があるが、日本では昔、テレビCMのキャラクターとして使われた「ウーパールーパー」の愛称で定着している。その名前の響きと、なんとも言えない愛嬌ある姿から、多くの人に親しまれている両生類になる。
まだ前足がやっと生えてきた3cmほどの子供である。カエルのオタマジャクシは後足が生えてから前足がでるが、ウーパールーパーは前足が先に生える。
普段はじっとしているが、突然、バタバタっと動いたかと思えば、止まった姿勢のまますーっと水底に沈んでいく。
ちゃんと泳ぐ時には、顔の横に伸びるエラや前足を体にぴったりとつけて泳ぐ。その姿はまた別の生き物みたいにも見えたりもする。この個体はアルビノで、目が目立たない。
マーブルと呼ばれる野生体色の表現をした個体。
無表情なのではあるが、その顔つきには可愛らしさを感じることも。“癒し系”という存在になる のかな?