1st. All Japan Medaka Championship 第一回 日本改良メダカ選手権 3
今年の秋、10月末頃に『1st. All Japan Medaka Championship 第一回 日本改良メダカ選手権』を開催することを発表したが、全国のメダカ愛好家の方々から、「魚作りのテンションがあがる!出品を目指したい!」という言葉を多数かけていただき、しっかり準備やレギュレーションを決めていかなければならないと、さらに気持ちを強めた。
毎年、10月に愛知県弥富漁業協同組合が行なっている『金魚日本一大会』は、日本で認定されている25品種と新たな系統3つ(長もの、丸もの、新タイプ)の計28部門をその年生まれの当歳魚の部門と2歳魚以上の部門をそれぞれ行い、計56部門で各部門の1〜3位、その部門優勝魚の中から金魚日本一となる魚が決定する。
毎年、11月3日に行われる、日本らんちう協会の全国大会では、人気の高い、らんちゅうの品評大会が行われ、その年に生まれた当歳魚の部、二歳魚の部、三歳以上の親魚の部の3部門で、各部門6人の審査員が一次審査で点数を出し、上位の得点の個体を6匹ずつ格付け審査して、優等魚、一等魚、二等魚、三等魚、選外が決められる。昨年の11月3日に行われた大会が65回大会、実に65年以上の歴史を積み重ねてきているのである。
らんちゅうの人気が高く保たれている要因は、「品評会がある」という部分が大きく、もし品評会が行われていなければ、他の金魚より愛好家の数は少なかっただろう。やはり目標があることで、日々の管理に力が入るという感じである。
そういったものをメダカ愛好家のモチベーションアップのために、品評会をやろうと動き出し、何人かの方々と話をさせていただき、思っているより出品数が多くなってしまう可能性を感じている。改良メダカの愛好家にとって、出したい!勝負したい!と思われるチャンピオンシップを目指したい。
今月末から来月初旬までには詳細を発表できるようにする予定である。
進行しているものとしては、チャンピオンシップに出品された全個体を掲載する予定の本である。
出品魚の上限を1000点とさせていただいているのは、この本に全出品個体を掲載して、出品者の方々の記念になること、そして、改良メダカの歴史にも役立つ資料となることを目指している。
この本の大きさ、仕様は先日、刊行した『Medaka ProFile vol.002 ブラックダイヤ&ブラックダイヤ交配系統』と同サイズである。
この撮影は数人がかりで徹夜で行う予定!やはり出品者にとっては自分の出品魚を綺麗に撮ってもらうことが最低条件、気合をいれて全個体の撮影をする予定!
次報をお待ちください!