『メダカワールド』訪問

 埼玉県の『メダカワールド』は、訪れる度に設備が増強されており、常に「より見やすく、より使い勝手よく」といった具合に、販売場や飼育場を改善されている。

 メインの大型ハウスにはジャンボダライがずらりと並び、主に販売用のメダカ達が泳ぐ。両サイドには高めの位置にプラ舟が並べられており、中には採卵用の親魚が収容されている。この週末は気温も上がり、完全に春の陽気だが、ハウス内に居続けると汗が噴き出す真夏の状態であった。そのような中で親メダカ達は精力的に産卵行動をとっていた。店主の小熊さんは、平日は医療器具製造会社にお勤めで、帰宅後の夜9時頃から日付が変わるくらいまでをメダカの世話に当てられておられる。土日はお店を開けられておられ、「メダカ達はバンバン産んでるんだけど、こっちの採卵が間に合ってなくて」と苦笑いされていた。お客さんの相手を非常に丁寧にされる小熊さん。お店を訪れるのは初心者の方も多く、様々な相談やアドバイスを常にされており、その合間をぬって採卵や水換えをされていた。

 稚魚育成用のハウスも準備万端ではある。サイドのBOXには産卵床が浮かび、中にはもう針子が山ほどフ化しているところもある。これが下のジャンボダライへと移され、育っていくのである。
 
 そんな忙しくされている小熊さんであるが、独自の交配系も数多く組まれており、累代を重ね、ある程度表現が固まった所でハウスネームを付けられている。

三色ラメ体外光のハウスネーム“紅灯”

 (“カブキ”ד灯”)×(“あけぼの三色ラメ”ד灯”)で累代された三色ラメの体外光タイプ。人気が高く、他の養魚家の所でも殖やされているのをよく見る。

紅白ラメ体外光のハウスネーム“愛染”

 (“紅白ラメ”ד灯”)ד凛華紅白”で作られた紅白ラメの体外光。

三色ラメ体外光のハウスネーム“紅雲”

 “小町”דあけぼの三色ラメ”から累代されたもうひとつの三色ラメ体外光系統。

 他にも松井ヒレ長やリアルロングフィンなどの交配も精力的に行われている。

 “紅灯”もリアルロングフィンになっていた。

 さらに、『メダカワールド』と言えば、ダルマメダカである。

 専用のハウスがあり、多種多様なダルマメダカがおり、そのしっかりとした作りが小熊さんの真骨頂でもある。

 お忙しくされている小熊さんであるが、メダカをいじりながら話をされている姿は楽しげである。まだまだお仕事の方からは開放されなさそうだが、そんな中でも進化し続けている『メダカワールド』である

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